6-5 零番迷宮 後編
【途中報告】
From:一ノ瀬濫觴
いいや、私が何者かを証明するのは君の方だよ。最上君。
この迷宮は既に私を「一ノ瀬濫觴」だと認めている。
では、君は私を一ノ瀬濫觴では「ない」ことを証明できるかい?
さて、クイーンでクイーンポーンを取ろう。
「架空の一ノ瀬濫觴」は女王として再び蘇る。真実の存在としてね。
そして、君の言葉にはこう返そう。
さぁ、証明したまえ。私が一ノ瀬濫觴ではないことを。
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