初恋終恋シャイニング




付き合う前に爆豪が机を開けた時に見えた小さな小箱。
「何それ?」と聞けば「てめぇに関係ねぇ」と言われ「初恋の子との思い出だったりして〜」なんてからかえば、一瞬体がピクリと震えた。
あーマジか…なんてショックを受けてる自分にビックリしたけど、初恋を引きずってる爆豪が意外にも納得がいってしまってそういう所も好きだな、と思ったのだ。
いつしかその小箱は見ないようになったけれど、まさかクローゼットの奥にしまわれていたとは。

「やる」
「え、これ、あの箱じゃん」
「てめぇにやるつもりで買ったんだから、やる」

箱を開けると、縁日とかで売ってそうな子供用の指輪が入っていた。
キラキラ光る宝石は黄色で、まるで俺の髪の毛みたいな…

「…"れんちゃん"にあげるつもりだったの?」
「十年以上経ったけど、やれて良かった」
「…似合う?」

小指の第一関節に指輪を嵌めて爆豪に見せると「綺麗だな」とキスしてくれた。

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