気付いて、俺の。




特に読まなくても問題はないあとがきのようななにか

 お久しぶりです、霧雨です。新しいものを出すのは昨年8月インテ以来です。鈍感な大包平くんにどうにかして気付いてほしい、片想いから抜け出せないでいる先輩の話でした。大包平くんが先輩に向けている好意は先輩に伝わっているけど、先輩が向けている好意にはあんまピンと来てない大包平くん。一蓮の(一蓮に限らずこれまでの公演でも先輩に対していまいち反応が鈍かったりスルーしてたりする)大包平くん、本当にそういう所が垣間見えるのでこんな話になっております。人様の一蓮観劇レポが尽く妄想を上回ってくるのでいよいよ怖くなってきました、公式が最大手だ。先輩はせめて塩対応しない方向で大包平くんと絡む手段を模索した方が良いんじゃないだろうか。そろそろ構われのレパートリー増やそうよ。ちょっと絡む機会あるとすぐ暴言と暴力に傾いていくんだし本当にどうしようもねぇなこの男……俺にだけ冷たいって言われちゃってるじゃん。先輩のことは好きだし大包平くんの鈍感っぷりには同情もするけど、大包平くんへの塩対応と乱暴は如何なもんかと思いますよ。それとこれとは別だろうがよ。

 先輩が熱々の蕎麦に込めた想いや意味、色々あるんですが残念ながらこの大包平くん的には嫌がらせと寒さへの気遣い以外はあんま伝わってないです。先輩が存外細やかな男であること自体は大包平くん承知なので、桜を美しく見せることに集中し過ぎて花見の供で気を遣わせてしまったのがもてなしで負けたみたいでなんか悔しい、程度。手間が掛かってるのは分かるが『やけに』手間を掛ける意味までは分かってない。多分この次の日に催される夜桜花見では、大包平くんは先輩そっちのけで色んな所に行って盛り上がってると思います。一蓮メンバーを始め祭で仲良くなった心覚メンバーとか。すえひろで仲良しになった安定・ぎね・浦島くんとか花影メンバーとか。特に花当番で仲良くなってるちょーぎさんとか。これぞ人気者の性、現実とは残酷。清光についてはこの本丸随一の『気遣いができる男』なので「山姥切国広の所にも行ってきたらー?」とさり気なく促すけど大包平くんは「あいつとは昨夜花見したからな!」でばっさり流しちゃう。「うーんそっかー(ごめーん山姥切……無理そう……)」になる清光。残酷。見かねた兼さんと堀川君が江水面子をまとめて呼び寄せて大包平くんと引き合わせてくれます。先輩、頑張って。うちでお出ししている小説としてはやや短めのちょっとした話ですが、楽しんでいただけたなら幸いです。ここまでお読みいただき有難う御座いました。



お世話になった作業用BGM

【Fate/Samurai Remnant O.S.T】
さやけき調べ
日日是好日
追憶の唄
泰平の町

【劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] O.S.T】
calm and quiet days
calm days, passing by 

ダーリン:MATERU














以下読まなくても何の問題もない蛇足なお知らせ

 ほんとはこの長ーい期間の間に他にも書いていたものはあるんですが(花暦金木犀回のちょーぎさんに対する先輩が所感であまりにもあんまりな甘ったれのくそ野郎だった為に書き殴っていたマジでどうしようもないアングラ倫理感最底辺な先輩による片想い一方通行レイプネタ)一蓮ミュパートで見た先輩が想像の500倍元気で想像の5000倍大包平くんを気遣っていて想像の5億倍仲良しだったのでやむなく自分用の妄想小説としてお蔵入りにしたものがあります。大包平くんセラピーによる精神矯正効果で軌道修正され始めている一蓮の先輩をお出しされてからだと、怒られそうなレベルに先輩が鬱で駄目で屑な男過ぎてですね……流石にXとHPで表立って公開する勇気が、ない。でも折角頑張って書いた話だし公開しないのも勿体ない。読む人を選ぶインモラルな内容ですが、そっとURL貼り付けておくので悪趣味な話がお好みで何をどうしても読みてぇという猛者がいらっしゃいましたらどうぞ。

【 https://notes.underxheaven.com/preview/48acd68e07622dfdb71a4c719ec11279】

 成人向け作品の為、閲覧にはパスが必要となります(他の成人向け作品と共通です)。プロフから成人済みであることが確認できる方であればどなたでも問題ありませんのでリプでもメルフォでもお気軽にお問い合わせください。ふせったーから@指定公開でお返事します。リプライの受信さえできれば非公開アカウントの方からの申請でも問題ありません。そこはお気軽にお問い合わせください。尚、URL先の作品には性暴力表現が含まれますのでフラッシュバック等に十分注意して頂き、閲覧は全て自己責任の上でお願い致します。

powered by 小説執筆ツール「notes」