秋になろうと扇は手放さない
特に読まなくてもいいあとがき
突発的「大包平くんこんな男やめときなよ」シリーズ。私の趣味です。別で書いてる話の作業が全然進まないので息抜きに。同じ話に向き合い続けるのはしんどいので……。
多分このお話の大包平くんは先輩に贈り物貰うたびに可愛い奴だな……程度には思ってしまっているのでだいぶ手遅れです。池田家門外不出の家宝だった出自から思うに戦闘や性能には絶対の自信はあるけど戦うよりも愛でられる方が喜びそうな刀という印象なので、部屋にいっぱいあるらしい贈り物を見るたびに桜が舞っているのではないでしょうか。素直にお付き合い出来ないのは年の差もあるけど気を抜くと嬉しさで顔がふにゃふにゃに緩んじゃうとかみっともなくて美しくないから、みたいな理由もありそう。
殆ど出てこなかった先輩ですが、大包平くんがとんでもねぇモテの権化なので割と必死です。誰とでもすぐ仲良くなるような陽キャの印象に残る為には積極的に食い込んでいかないと霞む。俺でいいのかなんて言ってられねぇ、余所見しないで俺を選べと言わんばかりの気概でいけ。姥包の巻き込まれ事故に遭う加州清光あまりにも可哀想なんですが、あまりにも書きやすくてまた頼ってしまいそうで困りますね。いっぱい巻き込まれて面白おかしく楽しく過ごしてください。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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