質問部屋(エレフィ)
好き勝手マックス妄想捏造盛り盛りカップル。
正直エレンヴィルの再現度に!未だかつて無く!自信が!!ない!!!
50までは黄金が終わった後。エレンヴィルがトラルから一人で旅に出て、更にいくらか経った頃。
51からは更にそこから数年後(絆され済み)。
魔女様ことフィーネはノットヒカセン。この世界のヒカセンはティティア(アウラ・レン)。フィーネは瓜二つの姿のアウラ・ゼラ。
簡単に言えば、ティティアは光の加護適正マックス調整実験の試作機。フィーネはその量産機。
そんな捏造盛り盛り魔女様ワールドに巻き込まれた、心底気の毒なエレンヴィル。
■
【50個の質問に答えないと出られない部屋】(デデドン/絶望的なSE)
「…………(心底呆れた顔)」
「まあ。こんなトラップもあるのですね。初めて見ました」
「誰のせいで引っかかったと思ってる?」
「好奇心を抑えられなかった私ですね(にこ」
「分かっているなら、もう少し悪びれろ」
「はい、ごめんなさい。とりあえず、そちらの壁から壊しますか?」
「……(頭痛感じてる)破壊の労力と、回答の時間を考えたら、まだ後者だろ」
「そうですか? 分かりました」
1 あなたの名前を教えてください
「エレンヴィルだ」
「フィーネ、と申します」
2 年齢は?
「25だが」
「…………(考え込んでる」
「どうした?」
「いえ。魔女的にはやはり、齢五千とか答えておくべきかな、と」
「五千って……アラグ帝国が台頭していた頃だぞ。魔女イメージで申告したいなら、魔法で栄えたマハやニームの頃の方が適切じゃないか」
「そうですね。では、魔女らしく年齢不詳でお願いします(にこにこ」
「はいはい、好きにしろ」
3 性別は?
「女ですよ。魔女ですので」
「こっちは男だ」
4 貴方の性格は?
「日々、素敵な魔女になれるように、粉骨砕身努力しております(にこー」
「おたくの場合、それが性格の申告として適用されかねないのが問題だな……」
「おかしいですか?」
「世間一般にしてみればな」
「そうですか、魔女は世間一般とは相容れない物ですので、問題はありませんね(笑顔」
「……(頭痛)。我ながら……、この特大の厄介を抱え込んでいるのは、人が良すぎないかと思い始めてきたところだ……」
5 相手の性格は?
「エレンヴィルは優しい方ですよ。優しくて、優しいです」
「いつもの無駄な語彙力はどこへ行った」
「(じーーーっと見つめ)……優しい、です(にこ」
「……勝手に言ってろ。フィーネは……言葉で言うなら、真面目で、丁寧で、優しさも、思いやりもある」
「照れます(にこにこ」
「そこに巨大な魔女フィルターが被さり、更にそれを上回る世間と常識知らずに覆われて、カオス極まりない」
「混沌は魔女属性感じます、大歓迎です」
「褒めてない、喜ぶな」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
「そう、あれは私が駆け出しの見習い魔女として修行を始めた頃……」
「何の語りを始める気だ」
「森の中で暴漢に襲われかかっていたエレンヴィルを、私が颯爽と助け出し……」
「助けられたのは確かだが、先に密猟者相手に大暴れしてたのはおたくで、俺は巻き込まれたんだが?」
「もう。せっかく恋する二人の出会いを素敵にしようとしていますのに。どうして邪魔するんですか?」
「息を吸うように虚偽申告……いや、嘘では無いが、絶妙に真実でも無い回答をするからだ」
7 相手の第一印象は?
「一目会ったその時から、この方が運命の人だと」
「あからさま過ぎる嘘を吐くな」
「……(むう)。……あまり社交的でも、口が軽そうにも見えませんでしたので。とりあえず、口止めしておけばいいかなと思いました」
「おたくの顔を見たからな」
「しばらく監視していましたが、3日後には忘れていそうでしたので、やめました」
「……(眉間に皺)。こっちからは、なんというか、とんでもなく状態の悪い子供だと気にはなったが……、俺に追える身のこなしじゃなかったからな」
8 相手のどんなところが好き?
「優しいところです」
「俺の評価はそれしかないのか?」
「優しい人は好きになるものでは無いのですか?」
「人によるだろ」
「そうでしたか。それで、エレンヴィルも私の好きなところをどうぞ。いくらでもいいです。たくさんください」
「自分は一つしか上げなかったのに強欲だな。……………………(めちゃくちゃ長考)まあ、努力家なのは美点だな。方向性はさておき」
「褒められました。嬉しいです(にこにこ」
「少しくらい思うところあれよ」
9 相手のどんなところが嫌い?
「? 好きな人は好きだから好きな人なのでしょう? 何故嫌いなところが生まれるのですか?」
「極端なんだよ。普通は相手を全肯定なんかするか。恋人どころか、親兄弟でさえ気に入らないところの一つや二つ、あるもんだ」
「??(首傾げ) わかりません。エレンヴィルは恋人です。恋人なのですから好きな人です。嫌いな人ではありません」
「(はーーーーー……)何年経ったら、人間らしい情緒が芽生えるんだろうな……。既に気が重い……」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「決して良いと思ってはいない」
「そうなのですか?」
「……いや、逆に良いのか……。ある意味で、なんというか、おたくにとってはな……」
11 相手のことを何で呼んでる?
「フィーネ」
「エレンヴィル」
12 相手に何て呼ばれたい?
「どうぞ、稀代の大魔女と」
「俺にも呼ばれたいのかそれ」
「是非とも」
「なら、魔女か恋人か。好きな方で呼んでやろうか?」
「………………。………………(眉尻下げ)」
「(なんでそれを両立させようとはしないんだ、と思ってる)」
「……今のところは、恋人がいいです」
「そうか(少しホッとした)」
13 相手を動物に例えたら何?
「ボム」
「それって動物ですか? しかも可愛くないです(むー」
「なら、トンベリで」
「……まだ、そちらの方が可愛いでしょうか……(むう)。エレンヴィルは、うさぎですよね」
「耳の印象に引っ張られすぎだろ」
「そんな事ありません。うさぎは群れません。孤高の生き物です。しかも案外気が強くて、なのにか弱い被食者です。エレンヴィルです(にこにこ」
「なんでそういう知識は正しいんだ」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「好きな人へのプレゼント……、素敵です、ときめきます。何がいいでしょうか」
「言っておくが、誰かに贈る物はその相手の趣味や嗜好を考慮するべきで、渡す側の趣味を込めるものではないぞ」
「なるほど。では、とっておきの秘境情報など、如何でしょうか」
「おい、そんなものを抱えてたのか? どこの話だ?」
「ふふ。近くまで行ったらお教えしますね」
「……忘れるなよ。こちらからは……、まあ、何を渡したところで、喜んで見せるんだろうな」
「ええ、恋人からなら何を頂いても、嬉しいです(にこにこ」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「とはいえ、物は特にいらないのです」
「経験上、そう言う女が一番厄介なんだ」
「エレンヴィルの恋人で居させ続けて頂けるなら、それ以上はいりません」
「ほらな」
「無償の愛というやつですね」
「それはそう言う意味じゃ無い。……本当に、もし貰えるならおたくに常識と人間性を分からせるきっかけが欲しいもんだ」
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
「人の話を、聞いているようで聞かないよなおたくは……」
「それは誤解です。エレンヴィルの話は、いつだってきちんと聞いています」
「じゃあ、聞き入れる気が無いんだな」
「それも誤解です。私の中の最大限の努力は惜しみません」
「……つまり、フィーネの中の基準が狂ってるんだな。魔女フィルター通過の際に歪んでくんだな、知ってた(頭痛」
「そんなエレンヴィルが好きですよ。不満なんてありません(にこにこ」
「本気で言ってるんだろうな……」
17 貴方の癖って何?
「溜息吐くのが癖になりそうだ」
「お疲れですか?」
「おたくのせいでな」
「まあ。では恋人として癒して差し上げませんと。何をしますか? ハグですか? 膝枕ですか?」
「少なくとも文脈を読む気は無いな?」
「?(にこにこ) 私は、エレンヴィルと……恋人と過ごすのが新鮮で楽しくてわくわくして、癖になりそうです」
「(はーーーーーーー……)(クソデカ溜息)」
18 相手の癖って何?
「魔女ムーブは癖か?」
「生態です」
「言うに事欠いて生態と来たか。やらないと死ぬのか」
「はい(笑顔」
「…………(頭痛」
「その顔よくしますね。癖ですか?」
「ある意味そうだな」
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「まあ魔女ムーブとフィルターは、実害は無いな……」
「私の目指す魔女は恒常的に不穏を撒き散らすのでは無く、いざという時に全てを浄化する魔女ですので」
「……動機は……善寄りなんだがな……。どうしてやるのが正解なのやら……」
「私はエレンヴィルに不満も、嫌なこともありませんよ。大好きですもの(にこー」
「……これもだな……」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「気のせいか、私が笑ってる時にエレンヴィルが不機嫌になることがあります。何故ですか?」
「それに気付いていたと言うことに今驚いてるぞ。理由は、あまりにもおたくの笑顔が嘘くさい時があるから、だ」
「(きょとん)」
「楽しくも無いのに笑うな、と言っている」
「? 人は平和な時には笑って生きるものと聞きました。今はいつになく平和な時代です。それに、私はエレンヴィルと過ごせて幸せです。恋人と過ごす時間とは幸せです。幸せでしたら、笑うものです(にこにこ」
「まあ、今のそれはマシな方だが。……仕方ないか、まだ理屈でしか常識も感情も分かってないんだろうし……(ぽそ」
「?(にこにこ」
「フィーネは、……恐らく、怒らせると俺の命が危ないし、そうなる原因を口に出すのも危険だからな。迂闊に口を滑らさせるな」
21 二人はどこまでの関係?
「恋人です(にっこにこ」
「そうだな……」
22 二人の初デートはどこ?
「? デートってなんですか?」
「一般的に、恋仲やそれに準ずる程度の仲の二人が、一緒に出かける行為のことだな」
「そうなのですね。……私とエレンヴィルは、いつもデートをしているのですか?(首傾げる)」
「いや……そう言うことでは……」
「と言う事は、初めてのデートとは私がエレンヴィルに拾われた時になりますか?」
「聞け、人の話を。しかもその時は恋人やりたい状態にもなってなかったろ」
23 その時の二人の雰囲気は?
「嫌がる私を、エレンヴィルが無理やり連れ去っていったのです」
「おたくは語弊のある言い方しかできないのか? 放っておいたら致命に至る怪我をして、その手当ての方法も知らず、あまつさえ片角が半ばから折れていて自力歩行すら不可能だっただろうが。嫌がろうが何しようが放置するやつなんか居るか。断じて拉致や誘拐の類じゃ無く、必要に迫られた保護だ」
「……別に放置して頂いて構わなかったのですが(ぽそ」
「聞こえてるぞ。なんだ、あんな半端な完成度の魔女で良かったのか?」
「それは、良くはなかったです。ですので、今は感謝をしています」
24 その時どこまで進んだ?
「保護対象の珍獣と、保護責任者だな」
「ちんじゅう……」
「あの時のおたくを、俺は人間とは呼ばない。……ま、今は多少あの頃よりは人間らしくなってきたな」
「! …………」
「なんだその顔」
「恋人に褒められた嬉しさと、魔女として人間らしいは良く無いのではという考えで困っています」
「魔女も大枠では人間だと言っただろう」
「(むー)」
25 よく行くデートスポットは?
「エレンヴィルの行きたいところへ付いていきます。恋人ですし、貴方の護衛でもあります」
「ああ。……特に行き先に決まってない時は、おたくの希望を言ってもいいんだぞ」
「……では、そのうちで構いませんので、サベネアへ」
「サベネアか。構わない、あそこにもまだ踏み入れてない場所はあるだろうからな。……そういえば、確かあの国の太守の……」
「…………(にっこり」
「…………(眉間に皺)。まあ、いい。機会があったら候補に入れよう」
「はい。ありがとうございます」
26 相手の誕生日。どう演出する?
「? 誕生日とはなんですか?」
「…………(片手で顔を覆ってる)」
「エレンヴィル? 誕生日とはなんですか?」
「……フィーネ。自分が生まれた日を知っているか?」
「生まれた? ……たんじょう……、……。……年齢不詳ですので、誕生日も不詳です(にこ」
「だから、いちいち笑わなくて良いと言ってるんだ」
「(にこー)ところで、つまり誕生日には何かをするのですね? エレンヴィルの誕生日はいつですか? 何をしたら喜びますか?」
「この年齢になって、わざわざ何かする習慣もない。忘れろ」
「そうですか?」
27 告白はどちらから?
「私です(にこーーー」
「そうだな……」
「エレンヴィルと恋をしてみたいですと沢山お願いしたら、叶えてもらえました」
「じゃないと、何しでかすか分かったものじゃなかったからな……」
「ゴリ押しの勝利です」
「ゴリ押した自覚はあるのか」
「ゴネ得です」
「なんでそういう言葉は知ってるんだ」
28 相手のことを、どれくらい好き?
「? 好きです。どれくらい、とは?」
「まあ、フィーネの中には『好き』か『嫌い』のニ極しかないだろうな」
「いえ、『好き』と『それ以外』です」
「……そうか……、いや、想定して然るべきだったな……」
「エレンヴィルは、私が好きですか?」
「(本当に『どれくらい』という程度はなさそうだな……)それは、好きか嫌いかで言えば、好きではある」
「はいっ(にこにこにこ」
「……(何とも言えない気分)」
29 では、愛してる?
「勿論、恋人なのですから、あ」
「(フィーネの口を塞いだ)」
「??(びっくり)」
「いいか、それは言うな。『恋人なのだから』なんて理由で口にしていい感情じゃない。フィーネが、本当に心の底から、愛しいと言う感情を知って、自分から言いたくなるまで。禁止だ」
「……?(不思議そうにしながらもこくこく頷く)」
「よし(手を離す)」
「エレンヴィルは、私を愛していますか?」
「……おたくがそれを知った時に、まだ俺しか居なかったら、その時考えてやる」
「なにやら、とても難しいことなのですね。分かりました」
30 言われると弱い相手の一言は?
「一言どころか、一挙手一投足に困らされてるんだが」
「魔性の女と言うやつですね。魔女として鼻が高いです」
「微妙に掠っているような気がする表現をやめろ、ツッコみづらい」
「ところで弱い一言というのは、言われると困る言葉ということでよろしいでしょうか」
「そんなようなものでいい」
「……(考え中)。人間らしくなったと、褒める時のエレンヴィルが一番優しい顔なのです。褒められて嬉しいはずなのに、魔女から遠退く事を喜ばれているようで、どんな気持ちになればいいのか、……分からなくなります」
「……(葛藤するようになっただけ、改善の兆しはあるか……)」
31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「うわき? ですか?」
「あー……、恋仲の相手がいる奴が、それ以外の相手とも恋仲になることだ」
「……(びっくり)そんな事が起こるものなのですか」
「必ずじゃない。起こす奴もいる、というだけだ」
「エレンヴィルはしますか?」
「現状、こんな重い奴がいてそんな余裕なんか生まれないだろ」
「私、重いですか?」
「恐ろしいほどな。おかげでおたく一人で手一杯だ」
「そうですか(にこにこ」
「……フィーネに浮気の疑惑は、生まれる要素がないな……」
32 浮気を許せる?
「しないそうですので、安心です(にこ」
「もししたら、という想定の話だと思うが」
「もししたら……。……どうしたらいいのでしょう?」
「俺に聞いてどうする」
「……(悩む)。……(ぽんっと手を叩く)魔女業に邁進する以外なかったです」
「(苦虫を噛みつぶしたような顔)そうだろうな。そうだろうよ。なんなら、浮気をしてくれるほどに人らしい感情が芽生えたなら、喜ばしいまである」
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「何か交渉事が長引いてるか、なかなか目当ての観察対象に会えないのでしょうね。お邪魔はしません。待っています」
「もう完全に俺との日常をデートと認識したな? 二人で旅をしてるだけだからな? おたくは……まあふらっと居なくなっても、今は戻ってくるだろう」
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「一部、でしたら……、エレンヴィルの、目が好きです」
「案外マトモなのが来たな」
「夜空に浮かぶ月みたいです。太陽ほど全てを照らさない程度に暗くて、星よりも暗がりの足元を照らしてくれて。数少ない、私の味方と言えるものです」
「……そうか。……フィーネの身体の一部、ね……、……その鱗だな」
「鱗ですか?」
「ああ。綺麗な色をしてる」
「そう、ですか(はにかんだ笑み」
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「エレンヴィルの肌は色っぽいですね」
「色が濃いって言うんだそれは」
「私はどこが色っぽいですか? やはり角や鱗や尻尾ですか?」
「だから色が濃い部分を色っぽいと言うんじゃないんだ。そもそも、まな板みたいな胸のチビに色気なんかあるわけ……」
「…………(自分の胸を見下ろす)」
「……あ。いや、すまない、言い過ぎた」
「…………?(自分の胸をぺたぺた触る) いえ。まな板ほどに固くはありません。ちゃんと肉はあります。触ると案外弾力もあります。どうぞ、ご確認ください」
「する筈がないな?」
「ところで、何故色っぽさに胸が関わるのですか?」
「気を遣っただけ損した気分だな……。もういい、この話は終わりだ」
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「動悸ですか? いえ、エレンヴィルに命の危機を感じたことはありません。エレンヴィルは優しい人ですので」
「おたくの予想できない言動行動に、こっちは動悸が起こるがな……」
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「魔女ですので(にこにこ」
「それは肯定か否定か、どっちだ」
「(にこ)」
「……古今東西、魔女に嘘をついて碌な事にはならないだろうな。俺は賢明に生きてるつもりだ」
38 何をしている時が一番幸せ?
「恋人と日々一緒に過ごしているのですから、幸せでないはずがありません」
「だといいがな」
「エレンヴィルは幸せではありませんか?」
「少なくとも不幸ではないな」
「なら良かったです」
39 ケンカをしたことがある?
「保護観察中の珍獣と喧嘩する保護責任者なんか居るか」
「また珍獣って言いました(むー)」
40 どんなケンカをするの?
「実際、喧嘩なんかするだけ損だ。しても口論が精々だな」
「ところで、ケンカってなんですか?」
「自分と他人の意見が食い違った時に、その意見を押し通すための言い争ったり、時には殴り合う事だな」
「まあ。なるほど、それでは私とエレンヴィルはケンカはできません。してはいけません。だって、エレンヴィルは私に勝てません。戦力差のある争いとは蹂躙です。私はそんな事をエレンヴィルにしたくありません」
「……そうか」
41 どうやって仲直りするの?
「仲直り……、和解することもあるのですね。それは良かったです。ケンカしたままでは良くありません」
「そうだな……」
「どうやってするものですか?」
「謝罪……、悪かった、ごめんなさい、とか言うものじゃないか?」
「怒られたときと同じなのですね。覚えておきます」
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「生まれ変わりって、あるんでしょうか?」
「さあな。あったとしても、まったく同じ人間に生まれる訳では無いだろうな」
「でしたら次は、……」
「なんだ?」
「……いえ。何度も振り回されてはエレンヴィルが可哀想ですし。恋は、一度で充分です」
「いや別に、生まれ変わる度に新しくしていいものだろそれは。俺じゃないだろうがな」
「ふふ、そうですねえ」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「どんな時ですか?」
「どんな時だろうな……」
「エレンヴィルにも分かりませんか?」
「人それぞれの部分が大きすぎる。そもそも、フィーネ自身が分かってないんじゃ、あっても感知はできないだろう」
「なるほど……。愛されるには先ず、愛することを知らねばならないのですね」
「……たまにちゃんと的を射た事を言うよな」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「もしかして、とかじゃない。まだ何も分かってないんだこいつは。先ず俺に向かってきていない」
「どうしたら分かるのでしょうか。どうしたら、あんな風に、」
「あんな風?」
「……いえ。まだ始まったばかりですもの。いつか、エレンヴィルからの愛を理解出来るようになります」
「……そうだな。そういうのは、気長にやるくらいが丁度いいだろう」
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「好きと言って、寄り添って、手を繋ぐのではいけないのでしょうか。間違っているのですか? 何か足りないのですか?」
「間違ってはいない。足りないのは、そうだな……、時間と経験じゃないか?」
「それは、いつか満ちるものですか?」
「……さあな。いつか急に満ちるかもしれないし、いつまで経っても変わらないかもしれない」
「恋って……難しいのですね」
「それはおたくでなくても、そういうものだ。意図的にするものじゃないし、出来るものでもない」
「とりあえず、エレンヴィルの言う通り、気長に頑張ります」
「それがいい」
「ところでエレンヴィルの愛の表現方法とは?」
「いい話で終えろよ。フィーネに対してなら、こうして厄介なのが分かってても付き合ってるのが、それだろうよ」
46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
「シャトナ族とアウラ族に聞く意味のある質問じゃないだろ」
「是非先で」
「…………聞きたくないが、それは寿命が自分の方が短いとか、そういう話ではないな?」
「やはり憧れは火刑です」
「世の中でそれに憧れるのはおたくだけだろ」
「磔刑でも構わないのですが、やはり魔女的には火刑こそ目指すべき頂点かと」
「夢見てる所悪いが、火刑はとんでもなく辛いぞ? どちらかというと、熱よりも煙により窒息死になるはずだ。おそらく、あらゆる死因でトップクラスの苦しさになると思うが」
「? 苦しくなければ処刑の意味が無いのでは?」
「……いや、まあ……」
「断首もいいのですけれど、一瞬で終わるのが玉に瑕です。出来る限り多くの方見届け人が欲しいですし、長めにそれを見て、魔女としての達成感を味わいたいです(うっとり顔」
「……本当に……、どうしてそんなにも……(顔顰め」
47 二人の間に隠し事はある?
「魔女ですので」
「それを言ってれば全てが罷り通ると思うなよ」
「無理を通せば道理が引っ込むと聞きました」
「余計な妄言ばかりを仕入れるな」
「むしろ、エレンヴィルこそ私に全てを話してるんですか?」
「……それは」
「私、貴方の本名も知りませんが?(笑顔」
「別にそれは隠してない……、トラル大陸の外では以前からこう名乗ってたから、通りが良いのを使ってるだけだ」
「(にこーーー)」
「……エレネッシパだ」
「ありがとうございます。可愛い名前なのですね」
「ほっとけ」
48 貴方のコンプレックスは何?
「コンプレックスとはなんですか?」
「……この聞き方だと、劣等感という意味じゃないか。他人と比べて自分が劣ると感じる、もしくは改善したいと願う要素だ」
「………………(目を閉じて長めの停止)」
「……おい?」
「まだまだ、憧れの大魔女の皆様と比べれば劣りますので。今後も精進せねばなりませんね(にこ」
「……。程々にな」
「エレンヴィルのコンプレックスはなんですか?」
「そうだな……。今でも少しカフキワが望んでたように、どこまでも行けるのかとは思うこともあるが。やると決めた事だからな。……それに、今は誰かさんのおかげで、思い悩む暇もない」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「そのどちらかなら、極秘の方になるんじゃないか」
「秘密の関係。なんだかドキドキしますね」
「おたくが主に他人に存在を知られたく無いからなんだが?」
50 二人の愛は永遠だと思う?
「永遠……、いいですねえ……(うっとり」
「いつまで俺を付き合わせるつもりなんだ……」
「私が死ぬか、エレンヴィルが浮気するまで、ですかね?」
「……(眉間に皺)まあ、最長でも100年は行かないか……。それを許容できる、俺がシャトナ族なことに感謝して欲しいものだな」
「エレンヴィルにはずっと感謝していますよ?」
「そうかい。ま、おたくが飽きるって可能性もあるんだろうけどな」
「あら。私は今のところ、エレンヴィルに飽きる予定はありません。まだ恋も始まったばかりですもの。ずっとついて行きますよ。旅するマガモさん」
「…………だから、なんでそういう知識はあるんだよ」
「! 鍵の開いた音がしたな」
「はい。開いているようですね。楽しかったです(にこにこ」
「……そりゃ良かった」
「またあったらやりたいです」
「やめろ、次こそ致死性のトラップだったらどうするんだ。俺を巻き込むんじゃ無い」
「そうですね。それは困ります。気をつけますね(にこにこ」
「……全く信用できない……」
■
勿論やらかす魔女様。
エレンヴィルが本当に可哀想。
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