アレックスにお願い!
2025年3月3日(3月5日加筆修正)、3500文字。
Stardew Valley、R18、腐向けBL、♂主×アレックス、男夢主、露出、キス、兜合わせ、挿入、中イキ、ハッピーエンド。
〜あらすじ〜
田舎町スターデューバレーで農場を営む♂主と彼に嫁いだアレックス。
甘く情熱的な新婚生活の中、愛欲に溺れながらもお互いを支えながら暮らす男夫婦の物語。
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「おめでとう!」「おめでとう!」
スターデューバレーの中心街ペリカンタウンの広場に歓声が響き渡った。夏の暑さも一段落した爽やかな日。♂主とアレックスの結婚式が行われたのである。
若い二人の門出を祝う谷の住人たちの祝福とご馳走で賑わう広場。
酒が振る舞われ騒ぎ立てる住人たちに「誓いのキスだ!」と冷やかされる中、照れるアレックスを優しくも力強く(俺の嫁なんだぞ!と見せつけるように)引き寄せた♂主は伴侶の瞳を覗き込んだ。
そして有無を言わさず唇を重ねる。フレンチキスどころか情熱的なディープキス——二人の愛が鮮やかに燃え上がる瞬間だった。
そんな数日前の喧騒を思い出しながらアレックスは目を覚ました。
♂主の立派な邸宅——「星露谷御殿」と谷の住人から呼ばれている——の寝室である。脱サラをして着の身着のままスターデューバレーにやって来た♂主。
祖父の土地を引き継ぎ、広大な荒地を一から畑や牧場に作り上げた♂主の努力と根性にアレックスは感銘を受けた。同時にその誠実な人柄と堅実な農場経営に惹かれて嫁いだのだった。
まだ日が昇る前の早朝。
アレックスは隣で眠る♂主を起こさぬようそっとベッドを抜け出し、日課にしているストレッチ体操とランニングを終えた。汗ばんだ体をシャワーで洗い流し服を着……いや、どうせ汚れるのだからエプロンだけでいいだろう。♂主から贈られたエプロン一枚を身につけ、愛する人のために美味しい朝食を作るべくキッチンへと向かった。
焼きたてのパンケーキと蜂蜜バターが立ち昇らせる甘やかで黄金色の香り。
深く香ばしいコーヒーの息吹が♂主のまどろみをそっと払い、意識をゆっくりと浮上させる。キッチンへ向かうと♂主の愛しい伴侶——アレックスが朝の光のような笑顔で迎えてくれた。
「なぁ! 暖かい朝食を作ったぞ。一緒に食おうぜ!!」
逞しい肉体にエプロンを纏っただけ(?)の、あられもない姿のアレックスを目の当たりにし、一気に眠気が吹き飛んだ。
「おい、その格好で料理してたのか?」
思わず問い詰めるとアレックスはケロリとした顔で笑う。
「ん? 服が汚れるの嫌だったからな。それよりコーヒーに砂糖とミルクは入れるのか?」
まるで当然のことのように言い放つその無邪気さ。その股間の状態はなんなんだよ…と、エプロンの下から聳り立つペニスの状態を問いただすべきか呆れるべきか分からなくなる。
朝食の甘い香りを纏う彼の肉体に誘惑されまいと、必死で平静を装いながら(内心では激しく動揺しつつ)苦笑して椅子に腰を下ろした。
どうせならこのままもう少し、彼のペースに流されてみるのも悪くないかもしれない。
「暑いな、脱いじまおうか!」
そう言うが早いかアレックスは迷いなくエプロンの紐を解き、バサッと椅子の背もたれにかけた。
目の前には無駄のない鍛え上げられた伴侶の肉体が、惜しげもなく晒されている。朝の光を浴びた広い肩、引き締まった胸板、盛り上がった腹筋。
そして股間には怒張したペニスが薄いインナーをはち切れんばかりにそそり勃っている。思わず息を呑む。
どうしても視線が股間に注がれてしまう。
「早く食べないと冷めちまうぞ。折角お前の為に作ったのに……」
アレックスが伴侶の視線に気付きながら茶化してくる。その陽気な表情とあまりにも雄々しい身体のギャップにくらくらしながら、♂主は勢いよく朝食を口に運んだ。
「農作業前に——どうだ?」
ほんのり頬を赤らめながら股間の最後の砦、インナーを脱ぎ捨てたアレックス。
彼のペニスからはすでに先走りの液体が溢れている。蜂蜜が芳醇な黄金の蜜なら、これはまるで甘露な銀の雫だ。
充血した亀頭はプラムのようにぷっくり艶やかに膨れ、睾丸は重そうに垂れ下がる。
これでもかというほど雄のフェロモンを醸し出されて、耐えられる者はいるだろうか?いや、いない。
今日は作物の収穫に用具の手入れとチーズの仕込みがある。
だがその前に「ひと仕事」済ませていくのも悪くない。そう、気がつけばまたアレックスの沼にずぶずぶと引き込まれていくのだった。
キッチンの隣にあるリビングへと二人は移動する。そこは谷の友人達がいつでも遊びに来られるようにとテレビゲームや娯楽雑誌を取り揃えたプレイルームだ。心地よく寛げるようにと上等なソファも備えてある。
そのソファに♂主が腰を下ろした途端、一糸纏わぬアレックスが覆い被さるようにして甘えキスを強請ってきた。先ほどまで食べていたパンケーキと蜂蜜の甘い香りが互いの口腔に広がり、情欲が一気に高まる。舌が絡み合い甘い唾液をむさぼり奥へと侵入する。歯列を舐めまわしながらくちゅくちゅと湿った音を立てる。
なんとも言えぬ滑らかな物体がお互いを探り合い啜り口腔を犯す。それだけで♂主の下半身は熱く盛り上がり、アレックスのペニスに至っては激しく密を滴らせていた。
息を荒げながら♂主は己の衣服を脱ぎ捨ててゆく。一枚、また一枚と剥がしていくたび、服の上からは分からなかった引き締まった筋肉が露わになる。もう何度も肌を重ねてきたというのに、アレックスはうっとりとため息を漏らし凝視した。
アレックス自身も鍛錬を怠らないが、農場での肉体労働だけでここまで逞しくなる♂主、天賦の才と言うほかない。
感嘆している間にいつの間にかに全裸となった♂主に組み敷かれ盛り上がった胸筋の先にある敏感な乳首を舐めまわされていた。
「うあっ……あああっ……!」
先ほどまで自分の口腔を蹂躙していた舌が、今度は乳首を這い唾液を塗りつけながら嬲る。濡れた感触と熱を持った舌の刺激に、アレックスのペニスはさらに硬さを帯び先端から更に蜜が零れた。
乳首を嬲りながら♂主はアレックスのペニスに己の熱きペニスを重ね合わせる。もはやどちらから溢れ出たのか分からないほど滴る蜜、ペニス全体に馴染ませるようにぬちゅぬちゅと擦り合わせる。濡れた感触で粘膜が更に鋭敏になり、淫らな肉の匂いが一段と濃くなり欲情を煽り、喘ぎ声はますます甘く激しくなった。
「あ……キレイにしてあるから……入れても、大丈夫だぜ……っ」
掠れた声でそう囁くとアレックスは四つん這いになり、自らの指で肉壺を広げて♂主に見せつけた。
朝のトレーニング後のシャワーでしっかり準備を済ませてるとは……こんなに淫乱な嫁で俺は果報者だと♂主は愉悦に浸った。
理性を焼き尽くすほどの欲望に突き動かされながら、♂主はアレックスの肉壺の奥へとペニスを沈めていった——。突くたびにアレックスの身体は歓喜に震え、彼の雄叫びがリビングに響く。♂主の動きに合わせて悩ましげな吐息を漏らしながら、彼は昂ぶる感覚に身を委ねた。
互いの肉が擦れ合い、鼓動が重なり、室内の空気はさらに濃密なものへと変わっていく。
「もっと……俺を感じてほしい……っ」
アレックスの囁きに応じるように♂主は彼の腰を強く引き寄せ楔を深く穿つ。アレックスの肉壺が波打ち♂主のペニスに過激な刺激を加えてゆく。同時にアレックスのペニスに伸ばし手淫で刺激を与え、うなじや耳朶を吸い喰み、もう片手で器用に全身を嬲ってゆく。
もはやアレックスの全身は性感帯となり、あらゆる穴から愛液が溢れ出た。快楽に酔いながら二人は求め合い官能の渦に溺れてた。
時が経ちようやく絶頂を迎えた二人は、汗に濡れた身体を絡めたままソファに横たわる。余韻に浸りながらアレックスは幸せそうに微笑み「……最高だった」と呟いた。♂主は満足げに彼の髪を撫で唇を重ねた。カーテンの隙間から差し込む陽光が、穏やかに彼らの肌を照らしていた。
「もう少しこのまま……」
♂主は囁いた。アレックスは微笑み♂主の胸に顔を埋める。柔らかな陽射しの中二人は寄り添いながら、雲のようにゆっくりと流れる昼の時間に身を委ねた。
「今月の収穫は予定してた数より少なめのようだが…まあ新婚だしな。元気なのも程々にして欲しいものだね」
収穫物の確認と集荷のために訪れたルイス町長は、含みを持たせた揶揄を口にしながら♂主に視線を送る。少し離れた場所でそれを聞いていたアレックスは羞恥に消え入りそうになったが、
「はい、すみません。でもアレックスが手伝ってくれるおかげで来季の作物の出来はさらに良くなりそうですよ」
と、♂主は余裕の表情で返した。
ルイス町長は「お、こいつめ」と笑いながら満足げに頷き、次の納品の打ち合わせをするべく♂主と共に応接間へ向かった。
一方アレックスは「茶の準備をしなければ」と呟きながらいそいそとキッチンへ足を向ける。棚から茶葉を取り出しながらふと外に目を向けると、綺麗に整地された緑豊かな畑が広がっている。その美しい光景に心を落ち着かせながらお茶を入れ始めた。
すっかり「星露谷御殿の男夫婦」として定着した二人には、谷の住人たちの冷やかしなど屁でもない。……とはいえ、谷の住人達の揶揄いのタネが尽きる気配はまるでなかった。
——終——
三昧-zanmai- ユニスケ
作品リンク元 https://ynskzanmai.wixsite.com/ynskzanmai/novels
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