暖炉の火
2025年12月24日、StardewValley、4,000字程度。
イラスト用SS、R18、♂主×アレックス、食べ物プレイ、挿入有り。
〜あらすじ〜
冬星祭から帰宅したふたり。暖炉の火の温もりを前にクリーム舐め取りプレイ。
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スターデューバレーの一年を締めくくる冬星祭。すっかり雪に覆われたこの谷に、今夜だけはやさしい温もりが灯る。
広場には色とりどりの飾りが施され、吐く息は白く足元の雪はきゅっと小さく鳴く。谷の人々はホットワインやスパイスの効いた飲み物を片手に、肩を寄せ合って楽しげに語らい、ご馳走を堪能していた。
♂主が丹精込めて育てた鶏をガスが朝から丁寧に仕込み、じっくり焼き上げたローストチキンは、皮は香ばしく切り分けるたびに湯気と肉汁が溢れ出す。テーブルには根菜盛りやクラムチャウダー、エミリーの用意した色鮮やかなサラダ、エブリン自慢のチョコレートケーキや焼きたてのパンが並び、どれもこれも冬の体に沁みる味だった。
「今年はいい年だったな」
「来年もまた、こうして集まれますように」
そんな言葉があちこちから聞こえ、村人たちは笑い、飲み、食べ、今年一年を労うように杯を重ねる。やがて贈り物の交換も終わり祭りはお開きとなった。名残惜しそうに手を振り合いながら、それぞれが家路につく。谷外れにある自宅へ向かう♂主とアレックス。帰りがけに静かに降っていた雪は次第に勢いを増し、吹雪へと変わっていた。
ようやく自宅へ着くと♂主はいそいそと暖炉の前にしゃがみ込み、薪を組み直す。乾いた木の匂いがほのかに立ちのぼり、火口に火を移すと、ぱちりと小さな音がして橙色の炎が立ち上り始めた。黒かった炉の奥が次第に赤く染まっていく。薪がはぜる軽やかな音が響き、冷え切っていた空気が、目に見えるほどやわらいでいった。外の極寒とは打って変わって、家の中では暖炉があかあかと燃え、木の弾ける音が心まで温めてくれる。濡れた外套を脱ぎ、ほっと息をつくと、冬の夜がようやく終わった気がした。
「楽しかったね、アレックス。君のプレゼントは、ちょっと重かったけど……大事に使わせてもらうよ」
そう言って♂主は、アレックスが用意したダンベルを、重そうに、けれど宝物のように丁寧に床へ置く。
「はは、♂主なら使いこなせると思ってさ」
少し照れたように笑ったあと、アレックスは言葉を続けた。
「……実は、他にもプレゼントがあるんだ」
アレックスは暖炉の前に立ち、ほんの少し息を整えた。その横顔は暖炉の灯りに照らされ、炎の色というより、彼自身の内側から滲む火照りを映しているようだった。そして彼はゆっくりとセーターを脱いだ。
「今年一年……一緒にいられて、俺は本当に幸せだ」
暖炉の火が揺れ、影が壁に重なる。外では吹雪が窓を叩いているのに、ここだけは不思議なほど静かだった。
アレックスは潤んだ瞳で♂主を見つめる。冬星祭の寒さを凌ぐために履き込んでいた厚手のスラックスにも手をかける。
「来年も、その先も……ずっといたい」
言葉とともに、一枚、また一枚と布地が床へ落ちていく。そしてついに、何ものにも覆われていない姿となったアレックスは、暖かな暖炉のそばに立ち、誘うように♂主を見つめた。それは贈り物というより欲望そのものだった。
♂主は最初こそ驚いた顔をしたものの、すぐに目を逸らせなくなる。鍛え抜かれた肢体は暖炉の火に照らされ、まるで古い神話に語られる男神のように、神々しく目に映った。
やわらかなラグの上に仰臥し、こっそり用意していたのだろうホイップクリームの缶を手に取り、己の肉体を装飾してゆくアレックス。
「これが……もうひとつの俺からのプレゼントだよ」
この美味なる肉体を前にして我慢などできるだろうか。否、できない。
「それなら、俺からもお返しだね」
♂主は、自分を喜ばせる為に素敵なサプライズを用意してくれたアレックスに感激した。炎の揺らぎが、アレックスの身体の起伏をなぞる。広い肩から引き締まった胸へ、力強く伸びる腕。日々黙々と肉体を鍛え、苦難を乗り越えてきた証のような筋肉が、誇るように、ただそこに在る。逸る気持ちを抑え、だが彼の気持ちに応えるべく、彼の肉体に舌を這わせ始めた。
乳首にまとわりついたクリームを丹念に舐め取り、固くなった乳頭を念入りに吸い、舌で転がし愛撫する。特に乳首を重点的に舐め取る♂主の動きに、アレックスの背中が弓なりに反れる。舐めとるたびにアレックスから吐息が喘ぎにかわる。羞恥と快感に震え、肉体は更に色濃く染まってゆく。
♂主の唇がクリームを吸い取る音が、静かな寝室に湿っぽく響いた。舌が胸筋の谷間を辿り下りていく。腹直筋の線をなぞるように移動し、そして最後に待つのは──最もクリームの層が厚く塗られた股間の領域。
「ここは、もう、あったかいな」
この時の為に丁寧に剃毛したであろう肉棒の根本の清らかさ。舐めとるごとに徐々に現れるプラム色の亀頭と白いクリームの対比が淫猥で美しい。♂主の舌は別の生き物のようにアレックスを這う。唾液が肌に軌跡を残し、冷たさと温かさが交錯し、アレックスの体は震えた。刺激を加えるたびにびくんびくんと脈動する肉棒、きゅっと引き上がる陰嚢。
亀頭の周辺を丹念に舐め尽くすと、♂主は一度顔を上げた。アレックスの脚の間に跪き、彼の剥き出しになった睾丸に視線を注ぐ。そこにもクリームが残り、汗と混じってぬらぬらと光っていた。♂主は躊躇なく顎を下げ、一つの球体を口に含む。熱く濡れた粘膜が包み込む瞬間、アレックスの腰が跳ね上がった。
「うあっ……!」
悲鳴に近い声が漏れ、ラグを掴む指が白くなる。♂主の舌は熟練の職人のように滑らかに動き、玉袋全体を揉みほぐすように舐めしゃぶる。一方では左手で竿の根本を扱き上げ、右手の指先が裏筋を這い上がり、鈴口に達するとカリの段差をほじくるように弄った。
♂主の容赦ない愛撫に耐えきれず、アレックスは限界を迎えていた。腰を浮かせて逃げようとするも、両脚を♂主の逞しい腕でがっちり固定されて身動きが取れない。
「あっ……だめ……だめだって……!」
懇願の声はほとんど泣き声だった。だが♂主はむしろ加速させる。舌が陰嚢から竿へと螺旋を描くように這い上がり、左手の親指で尿道口をぐりぐりと責め立てる。クリームの残りと先走りの液が混ざったその液体を、さも愛おしそうに舐めとる♂主。アレックスの下半身は限界に近かった。その気配を感じた♂主はやさしく問いかける。
「アレックス……寒くないか?」
「もう……暑いくらいだよ」
暖炉の火がぱちりと弾け、雪の音が遠のいていく。いつのまにか♂主も衣服を全て脱ぎ去っていた。
「準備は……いいか?」
確認するように尋ねると、アレックスは無言でうなずいた。♂主の手がアレックスの腰を抱える。熱を持った先端が、すでに期待に震える蕾に触れた。
「息を吐いて……そうだ……」
低い声で指示しながら、ゆっくりと押し進める。抵抗はあるが、アレックスは歯を食いしばって受け入れた。内側を押し広げられる感覚に背筋が反り返る。
「大丈夫か?」
♂主の声が心配そうに響く。アレックスは答えず、ただ首を縦に振った。
完全に繋がったとき、二人とも大きく息を吐いた。暖炉の火が弱まり、部屋の暗さが増していく。それでも二人の肌は互いの体温で輝くように見えた。
「動くぞ……」
宣言とともに、ゆっくりとした抽送が始まる。最初は痛みが走ったが互いの粘膜が融け合うように絡みついた。♂主の緩やかな律動がはじまる。最初は慎重に浅く刻み、次第に深く奥を突く。
「……んっ、ああっ」
アレックスが喉を鳴らす。♂主の肩に爪を立て、押し寄せる快感の波に耐えるように唇を噛んだ。
「力を抜け……」
囁く声と共に♂主の手が背中に滑る。アレックスは息を吐き出し、硬直を解いた。その刹那、より深く押し込まれる感覚に背中が弓なりに反る。
「あっ……そこ……」
声にならない呻きが零れる。♂主の熱い楔が内側の一点を擦るたび、電流のような痺れが脳天まで貫く。荒い呼吸が重なり、額から伝う汗が胸板に落ちた。
結合部から湿った音が響く。潤滑剤と体液が混ざり合い、肌と肌が擦れ合うたびに、ヌチュッ、グチュッ、という淫靡な音を奏でる。♂主の抽送が激しくなるにつれ、その音はさらに大きくなり、二人の耳を犯していく。アレックスの内部は収縮と弛緩を繰り返し、♂主の動きが激しくなるにつれ、その音はさらに大きくなる。♂主の硬直した塊を貪るように締め上げた。肌と肌が激しく打ち合うたび、パチン、パチンと乾いた音が断続的に響く。
「ハァッ……ハァッ」
「……くっ……!!」
アレックスの内部が一瞬、鉄の輪のように♂主を絞り上げた。同時に彼の背中が反り返り、昂ぶりが噴き出した。白濁が腹筋を濡らす。その締め付けを引き金に、♂主も遂に限界を超えた。
「んっ……くっ……!! 出……」
短い呻きと共に、♂主は腰をぴたりと密着させた。アレックスの最奥で熱い奔流が迸る。ドクン、ドクンと脈打つたびに生暖かい液体が胎内を満たしていく感覚に、アレックスは全身を震わせた。放出による甘い虚脱感と、内部を染め尽くされる倒錯的な充足感が混ざり合い、脳髄がじんわりと痺れる。彼の意識は一瞬、真っ白な闇に溶けていった。
長い放出が終わるまで♂主はしっかりと抱き留めていた。やがて余韻を楽しむようにゆっくりと腰を引くと、栓を失ったアレックスの肉壺からは濃い白濁が溢れ出し、臀部を伝ってラグに新たな染みを作った。それは雄の征服欲を満たす、あまりにも煽情的な光景だった。♂主は己にまとわりついた粘液を拭き取り、欲望を吐き出したアレックスの愛しい肉壺を丹念に清めた。
お互いの全てを求めそして受け止めた。何ひとつ隠さずに。吹雪で冷え切っていた肉体は、羞恥と快感とお互いの肌の湿度ですっかり温められ、暖炉の日の温もりさえ夏の日差しのように感じられるほどだった。
その夜、ふたりはこれ以上多くを語らなかった。
ただ同じ火を見つめ同じ温もりを分け合いながら、冬星祭の終わりと新しい一年の始まりを静かに迎えた。谷の外では雪が降り続いていたが、家の中には確かなぬくもりがあった。それで十分だった。
——終——
三昧-zanmai- ユニスケ
作品リンク元 https://ynskzanmai.wixsite.com/ynskzanmai/novels
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