人物評・ハ行

・灰ネズミ

【1】捨身の魔域
情報屋を名乗る、訊きそびれたけど多分人間。
言動も動きもどこか胡散臭さがあるのに、仕事自体は誰よりも真面目にやっていた気がする。多分生来のもの。
ボウガンの腕前がずいぶんと達者で、飛び回る剣の柄に綺麗に当てていたのは流石に驚いた。

【4】勇者様と行く!ワクワク一獲千金の旅~風雪に吠える霊獣編~
以前倒した魔法生物の殻を染め直してアクセサリーにしていた。
飄々としているからそういう感覚があることは少し意外。失礼かも。
相変わらずボウガンの腕について謙遜していたけど、誰がどう見ても名手と言える段階だと思う。
放浪しているとどうしても貯金がしにくいのか、稼ぐことには結構貪欲らしい。


・フィエタ

【1】捨身の魔域
言葉を選ばずに言えば、クズの神官。
必要も無く身体を触ってくるわ、ウィングの尻や麦の胸をまじまじと見るわ、とにかく煩悩で動いてる印象だけど、あれでなんで破門にならないのか。
困ったことに神官としての腕は確かで、一人で前線の治療を支えていた。
あと魔動機術で魔力探知するのはかなり便利そう。そのうち余裕ができたら学んでみたくもある。


・フウラ

【7.5】スヴェリス・リゾートへようこそ!
ティエンスの操霊術師。
特にゴーレムの扱いにずいぶんと長けているようで、資材の運搬も全てやらせていた。
天真爛漫と言えば聞こえは良いけど、かなり気分で行動するタイプみたい。気が付けば先に帰っていた。
意外にも〈巡る空鯨亭〉の船としての操舵はこの子が担当しているらしい。
操作しているゴーレムが木製の珍しいものだったので聞いたところ、ウルシラを訪れた際に見聞きして作り上げたとのこと。直が石のゴーレムに苦戦していたから、木製はどうか今度聞いてみたい。


・ヘロス

【5】ジュゼニと強き剣
攻撃にも防御にも盾を使う、珍しい戦い方をするソレイユ。
ユーシズには多分いなかったし、私自身ソレイユは初めて会った。本当に昼夜で落差が激しいみたい。
豪快さもあって子供受けがとても良くて、子供の相手が苦手な私からすれば助かった。
得物の特殊さの割に戦い方はかなり堅実で、大事な場面でしっかり決めていた。英雄になるという自称もあながち嘘じゃないのかも。


・ポラリス

【7.5】スヴェリス・リゾートへようこそ!
純真すぎるくらいのレプラカーンの魔法戦士で、しかもゴーレム操っていたから操霊術師。
ユーシズで見かけていた操霊魔法学科の連中とはあまりにもかけ離れていたので最初は目を疑った。
そのままの意味で良い子過ぎるので色々と心配になるけど、そうやって周囲から常に心配されることで無事に過ごせているタイプだと思う。とはいえ腕っぷしも強いみたいだけど。

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