人物評・マ行
・マノリア
【2】砂中の楼閣
かなり犬っぽいリカント。普段は人助けをしながら放浪しているみたい。
探索や罠の解除等々で率先して前に出てくれたおかげで、かなり安全に遺跡内を歩くことができたと。
節々から人の良さが出ていたけど、いつか優しさで身を滅ぼしそうだから献身も程々にしておくのがいいと思う。
【5】ジュゼニと強き剣
しばらくぶりだったけど、相変わらず自分にお金を使うのが下手そうだった。流石に行き倒れかけるのはどうなの。
斥候としてはさらに腕を上げたようで、隠密行動を多く求められる場面で頼りになった。偵察の類は私も得意な分野のはずだけど、相手が高位の魔法使いと分かっている場合は無理。
以前よりは無茶な戦い方をしていなくて少し安心。
・麦
【1】捨身の魔域
龍骸から来た鬼、こっちで言うウィークリング。片方折れていたけど、角を見る限りミノタウロスの類のはず。
最初こそ身構えたけど、よっぽど情操教育が良かったのかその辺の人族よりずっと善良だった。
直によれば龍骸には「鬼に金棒」って言葉があるらしい。本人が分かってアレを振るっているのか知らないけど、まさにそんな感じの印象。
「麦」って字も直に聞いた。他に思い当たるものも無いと言っていたから、多分これで合っていると思う。
【7】ハーヴェス納涼祭
祝祭が龍骸風だったこともあって色々と聞くことができた。
しばらく見ないうちにかなり実績を積んでいたようで、目立つ外見でも不自由しているようには見えなかった。良いことだと思う。
その上やっぱり故郷に近い雰囲気だと気が緩むのか、かなり自然体で楽しんでいたみたい。
本人は動きにくいと言いながらも、浴衣のままで遜色なく動けていたのは慣れの問題か。
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