人物評・ア行
・アッラ
【3】魔に魅入られしもの
やたらとデカい上、さらにデカい甲冑を着込んだ戦士。
よく朝に街を巡回しているのを見るけど、一緒に仕事するとは思わなかった。
口数は多くないけど寡黙というより話すまでの思考が長いタイプ。
武人然とした立ち振る舞いで、魔神には随分な因縁があるのか殺意を剥き出しにしていたし、武器も魔神を相手にすることを前提としたものだった。
そういった固執を逆に魔神に突かれないかは少し心配。
・ウィル
【2】砂中の楼閣
先日会ったウィングの弟で、再会自体はつい最近どころか姉の存在すら知らなかったみたい。
暑苦しい格好をした奴の印象だったけど、ナイトメアなら色々と納得。
二刀流かつ妖精を使役という随分と複雑な戦い方をするタイプ。罠で装備が溶かされそうになった時に一番焦っていたのもこいつだった。
2本とも魔剣なら無理もないか。私には分からない世界。
・ウィング
【1】捨身の魔域
ウルシラから来たらしいペガサス乗り。
ペガサスの後ろにも乗せてもらったけど、私はやっぱり地に足付いてる方が合ってると思った。
とにかく明るく元気な印象で、私の周りにはあまりいないタイプ。
生き別れの弟を探しに来て早々に出会ったらしい。そういえば船を飛ばしたのがテルルと知ったらすごい勢いで感謝されたのを伝えておかないと。
聞き上手なのにつられて結構色々喋ってしまった気がする。
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