人物評・サ行
・シン
【8】夜の王の魔域[三つ首の獣]
いかにも盾役といったルーンフォークらしいルーンフォーク。
本人曰く感情が無いらしいけど、あれで感情無いというなら私も感情無い寄りでしょ。
無表情なのは確かなので、薬草を刻むため無言で包丁を取り出すと妙な凄味がある。
戦い方は極めて堅実。そういう点では私と似たところが多いのかもしれない。
・スティー
【7.5】スヴェリス・リゾートへようこそ!
エルフの魔法使い。
実際に行使しているところは見られなかったけど、話の端々から私と同じ真語魔法を扱うタイプだと思う。
落ち着いた言動から、それなりに年上かもしれない。
若者たちの奔放さに若干面食らっていたみたい。こと冒険者はそうだから仕方ない。
・スフィアント
【2】砂中の楼閣
魔法の道を志すエルフ。
ほとんどが独学と言っていたけど、その割には丁寧な学び方をしている印象だった。
知識について貪欲である一方で行使しているのは妖精魔法と奈落魔法、つまり感覚寄りの内容なのも気になるところ。
ユーシズに随分と興味があるみたいだから、今度帰省する時に誘って行きつけの店でも紹介するつもり。
・セシリア
【7.5】スヴェリス・リゾートへようこそ!
いかにも剣士、騎士、という雰囲気。聞いてないけど多分人間。
普段甲冑で走り回っているからか筋力も体力も溢れているようで、せっせと鉄材を運んでくれた。
サウナに随分なこだわりがあるみたいで、サウナ設置の指示を出している時明らかに目の輝きが違った気がする。
あと食堂で見かけた時は大抵からあげを山盛りに取っていた。好きなのね。
・宗煙門
【3】魔に魅入られしもの
龍骸から渡ってきたドワーフの神官。
こっちの神官とは明らかに雰囲気が違うから分かりやすい。
これまたかなり寡黙なタイプだったけど、説教はすらすらと出ていたから結構な修羅場を潜ってきたのか、単に経験が長いのか。
聞き覚えのある特徴的な名前だと思ったら、直と龍骸で組んだことがあったらしい。今うちに住んでいると聞いてかなり驚いていたけど、直は向こうで何やらかしたの。
powered by 小説執筆ツール「arei」