第六猟兵 雨倉桜木
■雨倉桜木
仙台出身。(八重紅枝垂桜が伊達家の桜といわれている)
今日今時分を如何に愉しむかが全て、先を望まない刹那主義。自由を愛し、束縛を嫌う自由人。無自覚に自罰的・破滅的ですすんで身の危険があることをするし、なんなら降りかかる危険を愉しんでいたりする。誰も彼も信頼せず、誠意があれば信用する。動植物や子どもに対しては優しい。
めっちゃ人間憎悪・嫌悪な八重紅枝垂桜の精。でも人間嫌いだからと邪険にはしない、トラブルが面倒だし短絡は見苦しいという価値観。人間にも色々いるよね?という感じ。花見してゴミ散らかす迷惑人間は話は別。後片付けも花見の内。
転生には消極的。悪魔契約には積極的。猟兵として活動してるのは他の命を守るため。同時に人間の織りなす特に芸術などの文化・文明に対して愛情の感情もあり、二律背反的であるのは自覚している。武器・兵器は大嫌いで持つことすら厭う。
人間嫌いな理由は己が発生した桜の木の下に、虐待された動物がよく埋められていたから。時に生き埋めなどされていたが、身体がなく助けられず慟哭することもままあった。キュウダイくん、ゴウカクくん、キジュンはそれら動物たちの無念・怨念の集合体の影朧。マンテンちゃんは桜木の悪夢に住み着いた夢魔。
街自体は出自の通り平凡な街だった。ただたまたま己がそう選ばれていただけの話。
人間嫌いからわざと完璧な擬態をせず、木の部分を残している。上記のことからそこそこ精神が削れており、真の姿はそれ故に色を無くしている。桜の精以外にも妖樹としての性質があり、いわば吸血樹(樹木子)普通の食事よりは生き物の血を啜る方がエネルギー摂取の効率がよいらしい。普段は血を啜らない分、意外とよく食べるっぽい。飲みはするけどおつまみいっぱい食べる派。
猟兵としての能力は、契約悪魔依存で本人は弱い。後付けで得た能力の殆どが契約悪魔の能力を借り受けたものである。
旅の間にイロイロあった。
怪談の歌い語りだけで路銀稼げるわけないだろう?とは本人談。犯罪は普通にやるし倫理観は破綻気味。正義感とかナニソレオイシイノ?(背後がアングラBLなりきり出身だから仕方ない)
恋愛は男女どちらもいけるが、遊びしか受け付けないし、絶対に振り向かないだろうタイプが好みらしい(編笠さんはドンピシャだった)本気にされたら途端に興味を無くす、恋はすれども愛はしない主義。どクズなのは自覚しているので自制してる。
■好きなもの
料理好き。料理してる間はなんも考えなくてすむから。あと単純に楽しい。
怪談好きなのはなんか読み物したらハマったらしい。色々調べてるし、調査記録もある。(そのうち日記に記録します)
味覚が馬鹿なんじゃないかというくらい辛党。そのくせ甘いものも好き。辛味に関してだけ異常。
■餞・名無花について
うわ、すごい善人がいる!力を持ちながら、奪うことに魅せられながら、それに溺れず世のために事をなし、悩み苦しみながらも善くあろうと努めている底抜けの善人がいる!
が第一印象。まじでこの親娘すごいな、と思った。だから、本気でそのままでいいと思っているし、人の命の散り様に魅せられているのも、ふーん、いいんじゃない?別に。である。別に今更無差別に命奪わないでしょ?みたいな。無自覚である人の方が余程恐ろしいさ。
爪の垢を煎じて無辜の人間に飲ませたいとすら思ってる。力に溺れた輩の暴力の犠牲が猫や鴉なので。
個人に対して特別な感情というよりは、気に入った唄を終わりまで聞きたい、という感じ。解釈ど一致故に文中引用。彼女が何者になるか、どんな花を咲かせるか、生き様に興味がある感じ。
綺麗な花を咲かせるためなら手間暇を惜しまないのがぼくさ。だそうです。
■契約悪魔について
本来は拠点を持たない主義だが仮宿を運営しているのはキュウダイくんたちのためである。
彼らとの基本契約は【彼らを愛すること】故に家を持った。たかがご飯というなかれ、彼らのために桜木が如何に桜木の時間を使うかを悪魔たちははかっている。手間暇時間を要求するのは、彼らの記憶の殆どが【いたぶられた時間】で占められており、愛情に同じくらいの其れを欲しているから。
悪魔たちは契約を違えたが最期、桜木を嬲り殺すつもりだが、まあ、ないなとげんなりするほど身をもって日々知らされている。彼ら特にキュウダイくんのツンドラツンデレ対応も大体照れ隠し半分、うざい!半分。
因みに仮宿の古民家は、マヨイガである。普通の迷家。
■悪魔
モチーフは十二支。猫=虎。金魚=辰。
●点数名アニマルズ(猫、鳥、兎、犬)
一角猫キュウダイ→いっかくねこきゅうだい。額に角が生えたネコ科の悪魔。デフォルトの姿は長毛種の黒猫に短毛種のキジトラ尻尾。お腹にエンジェルマークあり。人型にもなれる。ツンドラ猫。要求は豪華な手作りご飯が多い。最近は人前では喋らない。及第点(あと背後の飼い猫クーとダイ)から命名。屈折・折損を司る。
二尾兎マンテン→ふたおうさぎのまんてん。いつの間にか夢に住み着いていた尻尾が二股の兎のナイトメア。人型にもなれる。唯一桜木がイニシアチブを握る契約悪魔である為、マンテンからの要求はない。(夢に住まわせる代わりに働いて)満点から命名。悪夢を司る。
三ツ目ノ狗キジュン→みつめのいぬきじゅん。目が三つあるイヌ科の悪魔。デフォルトの姿は青目の黒柴。人型にもなれる。遊ぶの大好きわんぱく坊や。でもご褒美はご飯の方がいいらしい。基準点から命名。退魔・破魔を司る。
四ツ羽ノ化鴉ゴウカク→よつはねのばけがらずごうかく。翼が4枚ある鴉。デフォルトの姿は白鴉。人型にもなれる。桜木への愛が重いヤンデレ鴉。要求は桜木の人体の一部(花、髪、血)が多い。合格点から命名。温度操作を司る。
●ご飯の量アニマルズ(金魚、蛇、申、亥)
五ツ尾ノ辰オオモリ→いつつおのたつおおもり。尻尾が5枚ある華やかな金魚。金魚にならどんな種類にもなれるが尻尾は5枚。空中にふわふわ浮く。小さな身体の割に大きい尻尾を気にしていて、名前は大きくしてもらった。自信家。水を司る。代償は触覚(24時間後に回復)
六ツ舌ノ大蛇コモリ→むつしたのおおへびこもり。舌が6つに割れてる大蛇。蛇にならどんな種類にもなれるが舌はやっぱり6枚。大きすぎる身体を気にしていて、名前は小さくしてもらった。小心者。風を司る。代償は視覚(24時間後に回復)
七ツ指ノ化猿トク→ななつゆびのばけざるとく。手足の指が7つあるお猿さん。デフォルトの容姿は白い猿だが、毛色はいくらでも変えられる。火を司る。代償は嗅覚(24時間後に回復)
八ツ手ノ大猪ナミ→やつでのおおいのししなみ。手足が8本ある大猪。大猪だが実はまだ子どもなので、うり坊の容姿がデフォルト。たまに子豚さんになる。土を司る。代償は聴覚(24時間後に回復)
●舞曲シリーズ(鼠、牛、馬、羊)
九重ノ牙ノ窮鼠ポルカ→ここのえのきばのきゅうそ。生命力を司る。代償は時間単位の寿命。
十重ノ耳ノ牛鬼ワルツ→とえのみみのぎゅうき。疫病・病を司る。代償は日数単位の寿命。
一一肢ノ怪馬サラバンド→ひとひとあしのかいば。五感を司る。代償は月数単位の寿命。
一二蹄ノ化ケ羊メヌエット→ひとふたひづめのばけひつじ。欲望を司る。代償は年数単位の寿命。
■前世について
桜木の本体の桜の根本には、桜木の前世と動物たちの遺体が埋められている。一番最初に埋められていたのは桜木の前世。雨花に殺害された。雨花と前世の桜木は遠い親戚である。
前世の境遇は不遇で白子だと疎まれ蔵の座敷牢に幽閉されていたが、囚われの境遇が同じであることから雨花が哀れに思い、束の間外に連れ出した。その時には既に間もなく息絶えようとしていたところだったので、雨花が慈悲で以て一太刀浴びせ、その死体を八重紅枝垂桜の根本に埋めた。100年の後、前世の記憶を引き継いだ桜木が産まれる。木の幹には~が眠るというような文字が刻まれていたため、後々桜木が動物たちの墓として使われるようになったようだ。
前世の名前は天倉桜樹(あまくらおうき)今の名前は前世の名前をいじったものである。
■宿敵について
猟兵に覚醒してすぐやってしまったので桜木にはいません。また同背後PC他2名にも導入予定なし。
■ジョブ遍歴
シンフォニア→魔曲使い
■その他
銀誓館学園にいる天倉桜樹とは同姓同名の別人(背後は一緒です)
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