質問部屋(ヴリティ)
特に意識してなかったけど、なんか略し方がかっこよくねえな……?
というわけで、い つ も の
ティティアさん、ヒカセンのすがた。
どこ時点かは今の段階でノープランだけど、少なくとも暁月6.5以降。付き合ってる。結婚はまだしてない。
ここは永遠にプラトニックなので50まで。
本日は青年のヴァルシャン姿。
なおヴリトラの再現度も自信なんかゼロですわよ。
余談だが、同じ世界線にフィーネも居る。
が、ティティアはフィーネをそもそも存在自体知らない(ヴリトラは知ってる)
びっくりするほど、いちゃいちゃしている。
■
【仲良しカップルさんに聞く!50の質問】(テテーーーン/軽快なSE)
「……何だ、これは」
「えっと、ニッダーナさんにお願いされました! ヴリトラさんと、お茶をしながらのんびり答えてね、って!」
「ふむ、これが録音装置、こちらは……質問の書かれた冊子。つまりは取材のようなものか」
「そうみたいです。あっ、まだ中見ちゃダメです、一緒にワクワクしながらめくりたいです!」
「そうか。ならばそうしよう。おいで、ティティア」
「はいっ(ヴァルシャンの隣にすとんと座る)」
「(隣に座ったティティアを自分の膝の上に乗せ直し)では、始めるとしよう。ティティアがめくってくれるか?(冊子を渡す」
「は、わ(びっくりして赤面)。……あ、あの、今日はそう言えば、おっきなヴァルシャンさんなんですね……?」
「今日は君と過ごすと決めていたのだ。小さな方ではこれは出来ない。せっかくなら、可能な限り近くで君の顔を見ていたいだろう?」
「(はわわわわわわ)」
1 あなたの名前を教えてください
「お名前からですね! ティティアと申します!」
「ヴリトラだ。この姿では、ヴァルシャンと名乗ることもある」
2 年齢は?
「えっと、そろそろ16歳になるんじゃないでしょうか!」
「そういえば、君は幼い頃の記憶がないのだったか」
「はい。だからたぶんです」
「私は、兄弟達の中では最も年少とは言え、これでも七大天竜の一翼だ。正確な年数は分からない」
「とっても長生きさんなのですよね」
3 性別は?
「女の子です!」
「厳密に言えば、竜に性別は無いが……。精神は男性寄りだな」
「そういえば、女性のヴァルシャンさんも居たことはあるのですよね?」
「ああ、女性型の人形を使っていたこともある。まだ残っているはずだが、見たいのか?」
「はい、いつか見てみたいです!」
「分かった。何かの折に点検しておくように頼んでおこう」
4 貴方の性格は?
「え? えっと……普通の女の子だと思いますが……」
「ふむ。善き太守と思われるように努力はしているが……、どうだろうか。兄や姉達から見たら、甘すぎると笑われるのかもしれないな」
5 相手の性格は?
「そんな事ありません、アジュダヤさんはヴリトラさんととっても仲良しですし。エスティニアンさんだって、なんだか嬉しそうでした。ヴリトラさんはとっても優しくて、サベネアの皆さんを愛していて、それだけじゃなくて……。えっと、とにかくとても! 優しくて、優しい方です!」
「そうか。ありがとうティティア。君こそ、とても優しい子だ。それだけではなく……全てを守り抜く意志を持つ、強い子でもある。竜である私すら、包み込み導いてくれた、尊き光だ」
「あう……(てれてれ」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
「デミールの遺烈境でした!」
「ああ。あの時は小さなヴァルシャンの姿だったな」
7 相手の第一印象は?
「実は、私より年下のアウラさんと出会ってお話するのは初めてで……。でも私よりずっとしっかりしていらして、サベネアの皆さんとも仲良しで、すごいなあって思いました」
「第一印象か……。少々、意識がエスティニアンの方に向いてしまっていたな、あの時は。長身の男性三人の中にちょこんと小さな女の子が混じっていて、不思議な組合わせだなと思ったくらいか」
8 相手のどんなところが好き?
「えっと、やっぱりお優しいところです! サベネアの方々にも、外から来た私達にも。一番は、とってもお姉さん思いなところでしょうか。お二人で仲良くしていらっしゃるのを見ていると、私はにっこりしてしまいます(にこにこ」
「君は、他者の幸福を、我が事のように喜ぶことが出来るのだな。その純粋な心と眩しく輝く魂。それが何より私を惹きつけてやまない。……が」
「が?(きょとん)」
「一番が『姉と共に居る私』なのは、少々複雑だ。私は、君と共に過ごす時間も、かけがえなく愛しいと思っているのだが……それを喜んで貰えてはいないのだろうか?」
「(ぴゃっ)そ、それはその、勿論、ヴリトラさんと一緒の時間も好きです……。ごめんなさい、なんだか、好きって言ってくれるヴリトラさんは嬉しくて、恥ずかしくて」
「なるほど、口に出すのは照れてしまうから、か。君は慎ましい子だからな」
9 相手のどんなところが嫌い?
「そんなの無いですよ?」
「私も特には思いつかないな。強いて言うなら、決して嫌いという事ではないが……あまり頑張りすぎないで欲しい」
「ふえ? でも私、頑張ることしか出来ませんので……」
「勿論、頑張り屋の君は好きだ。過ぎてはいけない、と言っている。君は仲間や大切な人の為だけではなく、会ったばかりの人……いや、会ったことの無い人の為でさえ、命をかけられてしまう。そこが愛しくもあり、もどかしくもある」
「(困ったように眉尻を下げている)」
「すまない、困らせたな。分かっている、それが君の魂の形。君の在り方だ。だが、私が君の無事をいつも願っていることは、忘れないでくれ」
「はい」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「えっ、えと……良いのでしょうか?」
「私は、君以外は有り得ないと思っているが」
「はわ……(てれてれ」
11 相手のことを何で呼んでる?
「ヴリトラさん、と。街でヴァルシャンさんと一緒に歩いてる時は、ヴァルシャンさんとお呼びすることもあります」
「街に居る時も、たまにヴリトラとヴァルシャンで呼び方が混同しているが(くすくす」
「えっ?! 本当ですか、それは、申し訳ないです……!」
「構わない。もう隠す理由もないし……君にとって、どんな姿だろうと変わらず私がヴリトラなのだろう。ティティアのそういう所が可愛らしい。私の愛しき翼だ」
12 相手に何て呼ばれたい?
「お名前呼んで頂けるのは嬉しいです。翼って言うのも、ドキドキします」
「ずっと思っているのだが。君はどんな人にも『さん』を付けて呼ぶのだな。年上も年下も。家族同然の仲間達にも……敵にさえ」
「はい。あ、王様には『様』をつけなさいとヤ・シュトラさんに教わりましたので、ナナモ様には……、(はっ)ヴリトラさんも太守って王様と同じですよね?! ヴリトラ様、とお呼びした方が?!」
「っ……(笑ってる)。今になって呼び方が遠退くのは、寂しいな。そのままで……、いや、呼び捨てにして貰ってもいいのだが」
「えっ、えとあの、よ、呼び捨てはなんだが、こう、ううん、落ち着かないと申しますか……」
「……羞恥の拒否ではなさそうだな。本当に違和感か。残念だが、今のままで良い。親愛は、込めてくれているのだろう?」
「はいっ!」
13 相手を動物に例えたら何?
「…………(悩んでる)」
「どうした?」
「ヴリトラさんは竜ですけど、他の生き物に例えるのって、失礼じゃないのでしょうか」
「ただの例え話だ、怒ったりはしない。ティティアは……そうだな、小鳥だろうか。空を舞う翼を持つのに、私の傍で愛らしい歌を奏でてくれる。白い小鳥だ」
「(てれてれ)……えと、ヴリトラさんは……、私より、もっと大きな鳥さんだと思います。おっきくて、優しくて、キリッとしてて、でも触れるとふわっと柔らかいのです」
「おや、鳥仲間だったか。これは嬉しい」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「プレゼント……、ええと……(考えてる)……!(何か思いついた顔) ……あ、(悩み出した」
「(ティティアの百面相を微笑ましそうに見てる)……何を考えているのか、私にも聞かせて欲しい」
「あっ、はい! 先日、アジュダヤさんにお昼寝用のクッションをお作りしまして! 喜んで頂けたので、ヴリトラさんにも……と思ったのですが。どれくらいの大きさにすれば良いのかな、と」
「竜体に合わせて作ろうとしているのか。それは流石に無理がある」
「ですよね……。また改めて考えます! 私で作れる何かを!」
「ああ、楽しみにしている。私は、ティティアが望むのなら、可能な限りなんでも用意させるが……、君はあまり物を欲しがらないからな」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「そうだな……。そのクッション、人のサイズで一つ頼みたい」
「はいっ! ヴァルシャンさん用ですか?」
「いいや、君用だ」
「ほえ?」
「君が私の本体に寄り添ってくれる時に、少しでも心地良く過ごせるように。今も使っているものはあるが、より君の好みであるように。裁縫は、得意だったな?」
「はい、でもあの、それだとヴリトラさんへの贈り物というか、私のための物に」
「良いのだ。私の愛しき翼が穏やかに傍に居てくれる、それ以上に望むことなど無い」
「……はい。じゃあ、クッションが出来たら、またヴリトラさんと一緒に居られる時間を、沢山ください」
「ああ、勿論だ」
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
「ありませんよ?」
「当然のように答えるのだな。竜と人との恋に不安になったり、不満を覚える要素は、沢山あるはずだが」
「そうかもです。でも、ヴリトラさんがヴリトラさんだから、好きになったのです。確かに種族は違いますけれど、それは『好き』に関係無いと思います」
「そうか。そうだな、そんな君だから……私も、この手に触れたいと、そう思ったのだ(ティティアの手に自分の手を添える)」
「はう……(赤面)。あ、あの、ヴリトラさんの、ご不満などは」
「そうだな……。君は、空を飛ぶ際に竜の背を借りることがあるだろう。我が父ミドガルズオルムの幻体や、ラタトスクの血族の……エル・トゥーだったか」
「? はい」
「他の国での事をとやかくは言わないが、私の目の届く所で他の竜を頼られるのは……、正直、妬ける。出来ればサベネアでは他の乗り物を使うか、私の背に乗ってくれ」
「ぴゃっ(赤面)。は、はい、気をつけ、ますっ」
17 貴方の癖って何?
「えと、ちょっとぼんやりする癖があるみたいで……。何かに躓いたり、ぶつかったりする事があります」
「怪我をしないように、気を付けて欲しい。人の身体は、竜よりもずっと柔いのだから」
「はいっ、大丈夫です! こう見えても、結構丈夫なのです!(むんっ」
「それは、本当にそうなのだろうな……。この細く小さな身で、君は誰より多くを救ってきた英雄でもある。理解しているが、気にかけてしまう。心配性も、癖と言えるだろうか」
「ヴリトラさんがお優しいのだと思います、よ?」
18 相手の癖って何?
「態度も言葉も素直なように見えるが、案外口にする前に静かに考える癖があるようだ。印象よりもずっと、思慮は深いと言える」
「そ、そうでしょうか……(てれ)。あの、気になっているのですが」
「なんだ?」
「ヴリトラさんと一緒の時も、どちらのヴァルシャンさんにぎゅってされる時も、なんだかこう……顔を、押し付けられる事が多いなあ、って」
「ああ……それも完全に癖だな。出来る限り君の匂いを近くに感じたい。竜の愛情表現と理解してくれ」
「なるほどです! えへ、ちょっと甘えて頂いてるみたいで、嬉しかったのです」
「甘えては……、居るな。君は小さな少女の姿であるのに、あまり人に甘えない。むしろ不思議と包容力がある……甘えたくなってしまう。気をつけねば」
「ヴリトラさんはいつも太守として頑張っていらっしゃいますから。私にくらい、甘えてほしいです」
「では、君も私に存分に甘えてほしい。頑張っているのは、君もなのだから」
「えと、あの、……はいっ」
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「心配事や要望は既に言った。嫌なこと……。ふむ、特には……」
「……あっ。あの、ヴリトラさんにお願いがあります」
「おや、珍しい。なんだ?」
「ヴリトラさん、たまにご自分の鱗を錬金術師の皆様にお渡ししてるじゃありませんか。あの剥がした跡の治療、私にさせて欲しいです」
「それは、喜んで。君の癒やしの腕に申し分は無い」
「出来たら……剥がすのも」
「! それは、ヴァルシャンを使うのだが? 優しい君は、例え時間が経てば再生するものでも、心を痛めてしまうだろう?」
「ヴリトラさんだけ、痛いのも嫌なのです。私にも、分けてほしいです。……あっ、でもご自分でされた方が痛くないとかなら、その、やめます、ごめんなさい(しゅん」
「……いいや。君がそう望むのなら、今度からは任せるとしよう。君が与えてくれるのならば、痛みさえ甘やかになりそうだ」
「そっ、それはわかりませんが、なるべく痛くないように気をつけます、教えてくださいね」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「怒られたこと、ないです。注意とか、忠告ならありますが」
「私も怒られたことはないな。そもそも、君は何かに怒るのか?」
「えっ、怒りますよ?」
「例えば?」
「…………。……頑張って生きてきた人の命を、笑って馬鹿にして足蹴にしていた人とか、には」
「それは……当然だろうな。そして、やはり君自身への何かには怒らないのでは?」
「そんな事ないと思いますけど、私は何か怒りたくなるような酷い事を、された事がありませんので」
「……充分、理不尽も重責も負わされて来たろうに。それでも君は、そう思うのだな」
21 二人はどこまでの関係?
「こ、恋人、です」
「ああ。ティティアは私の愛しき翼だ」
「……。あの、それって竜の方的には、どれくらいの関係性なのでしょう?」
「そうだな……。生涯変わることのない、唯一の愛と絆を結んだ相手、といった所か」
「そ、そんな気はしてました! でもあの、今更ですが、私で良いのでしょうか……」
「君で良い、ではない。君でなければ駄目なのだ」
「は、はい……(ぽぽぽ」
22 二人の初デートはどこ?
「初デートって、好きって言う前でしょうか。それとも後?」
「どうだろうか。人の子は、恋仲が成立する前にも、デートと称して出かけることはあるようだが」
「そうなのですね。……あ、でもどちらにしても、一緒にラザハンを歩きました、かもです」
「そうだな、どちらにしても」
23 その時の二人の雰囲気は?
「前と後の違いは、手を繋ぐようになったか否か、くらいの物かもしれないな」
「かもです。でもそれって、かなりの違いです、よね」
「そうだな。例え人形越しであろうと、君の温もりを確かに感じられるということは、とても喜ばしいことだ」
24 その時どこまで進んだ?
「え、えっと、好きって言う前だとしたら、……好きですって、お伝え、しました」
「あの時の衝撃は、忘れられないな……。君は我が兄フレースヴェルグとシヴァの愛を、その悲劇と苦悩をよく知っている筈だ。故に、これは叶わぬ想いなのだと、そう思っていたのだが」
「私も、ちょっとだけ……悩みましたけど。何もせずに叶わないって諦めるのは良くないって。振られてしまうとしても、ぶつかってみた方がいいって、アリゼーさんに応援して頂きました」
「そうか。……彼女にも、感謝しなければならないな」
25 よく行くデートスポットは?
「ラザハンが多いが、サベネア島の中であれば様々な場所に赴くな」
「ヴリトラさんにとっては、大事な人達と傍で過ごせる、大切な時間でもありますもの」
「ああ。時には、ティティアを背に乗せて飛ぶ事もある。その時は、私が君を独り占めだ」
「はわ……」
26 相手の誕生日。どう演出する?
「えっと……?」
「互いに明確な日は、分からないな?」
「あっ、でも以前リタさんに、じゃあこの日で! って決めて頂きました! 私が暁の血盟に入った日です!」
「そうか。確かに暁は君にとっては、家族に等しい居場所だからな。では、その日に祝いの席を設けよう」
「ありがとうございます、……あの、ヴリトラさんは?」
「……私とティティアが想いを寄せ合った日、でどうだ? きっとあの日から、新たな私が始まっている。誕生日と、呼んで差し支えないだろう」
「……はい。私も、お祝いしたいです」
27 告白はどちらから?
「えと、えと、私です……」
「異議がある」
「えっ」
「よく思い出して欲しい。あの時、私は『君にそう親しくされると、特別に思われていると勘違いしてしまう』と。そう言った。それになんと返した?」
「……特別に、思って貰いたくて、努力をしているところです、と」
「そう。そして、『私は君を好いているが、君も同じ気持ちなのか』と、問うたな。つまり、先に好きだとハッキリ明かしたのは私だ」
「ええええ、た、確かに『好き』って言葉はヴリトラさんが先かもですけど! わ、私の方が先に特別にして欲しいって言ってます! 好きと同じです!」
「それよりも前に、特別に思って貰いたい希望があると表明しているも同然だと思うが」
「ど、どうして急にそこを張り合うんですか?!」
「何故だろうな……。……そうだ、『先に好きになった方が負け』なのだと、聞いた事がある。私は君に勝てる気がしない。勝つ気もない。そう言いたいのかもしれない。……ムキになって、子竜のようだな。すまない」
「……私だって、勝てる気なんて、しませんのに」
28 相手のことを、どれくらい好き?
「その、とっても、すっごく……です(ぽぽぽ」
「ああ。私も同じだ。……とても。すごく。これ以上が無いほどに」
29 では、愛してる?
「勿論。心の底から、愛している」
「ぴう……(オーバーヒート」
「ティティア。君の方からも聞きたいのだが」
「ひゃいっ。あの、あの、わ、たしも、……愛、して、ますっ」
「(非常に満足そうな笑み)」
30 言われると弱い相手の一言は?
「愛の言葉を告げられるのは、どうしても恥ずかしいようだな?」
「は、恥ずかしいですよ、嬉しいですけど……。ヴリトラさんは、平気そうですよね?」
「元々、竜とは愛情深い生き物だ。それを伝え合うことに、躊躇いを覚えることはない。無論、誰にでも優しい君が、私だけを想って紡いでくれる言葉を軽んじているわけでは無い。いつも、喜びと幸福を感じている」
31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「ふむ。何かの良からぬ思惑が疑われるな。先ずは新しく君に接触して来た人間の素行と背景を洗う事になる」
「ヴリトラさんに疑われるの、悲しいですね……(しょぼん」
「いや、君の想いを疑いはしない。ただ、君は世界単位での人気者だからな。なんとか繋がりを得て、あわよくば……などと考える不届者は定期的に現れるんだ」
「……あら? それですと、既に起こった事があるような……」
「おっと……。君は知らなくて良い事だったな。心配要らない、本当に君の助けを必要としている人間を咎めているわけでは無い。あくまでも、太守の恋人に横恋慕など画策する、身の程知らずを排除しているだけだ」
「はわ……。えと、私は、ヴリトラさんを疑うとか……とても難しい、ので。疑問に思ったら、聞くと思います」
「ああ。それがいい」
32 浮気を許せる?
「ヴリトラさんが? 浮気……?」
「そもそもしないし、するとしたらその私は精神が壊れている。その時は、君に心無い言葉を向ける前に討伐して欲しい」
「やっ、やです、やめてください! 許す許さないの話じゃないじゃないですか!」
「そのくらい、あり得ないという事だ。君も……浮気ができるような性格では無さそうだな」
「しないです!」
「それがいい。でないと、どこか私だけが知っている場所に、閉じ込めてしまいかねない」
「しないですってばー!」
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「会議が長引いているのだと思います。それでも、一緒におでかけする約束した日は、絶対守ってくださいますから。待ってます」
「サベネアの中に居て何かあったとしたら、君に付けている担当の星戦士からの報告がある筈だ。それが無いとしたら、担当者が何か空気を読んでいるのか、はたまた非常事態か……この場合は後者を想定して行動すべきだな」
「……あの、誰かついてくれているのです?」
「護衛として必要がないのは分かっているが、太守の恋人を一人で出歩かせるのは、対外的にも問題がある。例の不届者の対策でもあるが。邪魔はしないように指示している、気にしなくても良い」
「そうでしたか……、お手間をおかけします……」
「いいや。先程も言ったが、君は人気者だ。勿論、サベネアの民からも。君の担当は、毎回激しい争奪戦が起こると聞いている」
「えええ?!」
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「えと、ヴリトラさんの、目が好きです。ヴァルシャンさんも。静かで落ち着いていて、時々優しく緩んで笑ってくれるのが、好きです」
「ティティアの最も愛しい要素はその魂の輝きなのだが、身体か……。……そうだな、それもやはりどこも可愛らしいが。一番ならば、君の角だ」
「角、ですか?」
「ああ。人の子である君に翼は無いが、君の角はどこか、竜の翼を思わせる。その事が、時折無性に愛しく思えるな」
「……な、なんだか照れちゃいます(てれてれ」
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「いろっぽい……?」
「……少々、私達向けの質問では無いな。竜に性的欲求は……、いや、君にはあるのか?」
「えと、……要するに、どういう感じが色っぽいと言えるのでしょう? あの、大人のお姉さんが色っぽいとは聞きますが、ヴリトラさんもヴァルシャンさんも男性ですし……」
「……やはり、私達向けの質問では無いな」
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「二人でいる時は、いつもドキドキしてます、よ?」
「そうか。私はどちらかと言えば安らぐが……、君が幸せそうに微笑んでくれると、胸が苦しくなるような、そんな錯覚がする」
「それは、苦しいのは、良くないのでは」
「そうでもない。案外、幸せとは……苦しい時もあるのだ。大丈夫、その苦しみも、甘いものなのだから」
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「ちょ、ちょっと嘘をつくとかは、苦手です」
「そうだろうな。君はとても素直な子だ。嘘をつくどころか、隠し事さえ不得手だろう」
「はい……。たまに、そう言う事が必要なお仕事もありますが、とっても、心苦しいのです……」
「それでも、言わないと決めたら君は口が硬い。その点は信用出来る冒険者だ、問題ないだろう」
「ありがとうございます。ヴリトラさんは、嘘はつけますか?」
「元々、竜に虚偽を述べる性質は無い。いや、長年正体を隠していた事は嘘と言えるな。今後も国も守る為にはそうするのだろう。その辺り、私は竜らしくはない……ただ、君に嘘をつく理由は無いな」
38 何をしている時が一番幸せ?
「傍に、居てくれるだけで。幸せだ」
「……はい。わたしも、ヴリトラさんと一緒に過ごせる時間が、とっても幸せです」
39 ケンカをしたことがある?
「ありますか?」
「無いと思うが」
40 どんなケンカをするの?
「ケンカをしても、私はティティアに勝てないだろうな。精神的にも、物理的にも」
「えっ、そんな事ないと思うのですが!」
「君は実質的に、七大天竜のうちの三翼を落としているも同然だろう」
「…………。……そう、ですね」
「ああ、悲しむ必要はない。ニーズヘッグの憎しみを終わらせ、バハムートの偽りを砕いてくれた。アジュダヤは、長年の苦しみから救い出してくれたのだ。君が重荷を背負う事では無い」
「……はい」
「どの翼も、そうなった原因は君ではない。君は終わらせてくれたんだ。私は、感謝をしている」
41 どうやって仲直りするの?
「ケンカの原因を探るべきだ。どこまでが許容できず、どこまでなら譲れるのか。それをきちんと話し合い、明確にしなければならない」
「そうですね。それはとっても、大切な事だと思います」
「そういった事柄は、人も国も変わらない。君も、何か譲れない事があるのならば、遠慮なく先ずは相談してくれ」
「はい。ヴリトラさんも、ですよ」
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「どう、なのでしょう。でも、生まれ変わった私は、きっとヴリトラさんに好きになって貰えた私では、無いのではないかと。そう思います」
「そうだな。君と私の間に生まれた愛は、互いに関わり合う時間の中から芽生えたものだ。同じ魂を持って生まれたとしても……、……少しくらいは、懐かしく眺めてしまうかもしれない」
「その時の私が、どんな私かはわかりません。でも、出来たら、またお友達にはなれたらいいなって、思っちゃいます」
「……ああ。君の魂の美しさだけは、いくら巡ってもきっと変わらぬ物だろう。それを目にすることは、私にとって喜ばしいと感じるに違いない。それは、確かだ」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「えっ、えっと、あの、お、お傍に置いて頂けているだけで、その、とても」
「それはこちらの台詞だ。誰からも愛され、頼られる君が、私の傍に居る事を望んでくれている。これが愛でなくて、何だと言うのだろうか」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「え、っと……。……無い、と思います」
「太守としての仕事もある以上、ずっと君と共に居られる訳ではないのだが。寂しく、思わせてはいないか?」
「いいえ、ヴリトラさんのお仕事はとっても大変で、大切なものです! あの、私こそ冒険に行ってしまって、しばらく戻れない事があるのですが……」
「それが君なのだと、知っている。こまめに声を聴かせてはくれるし、君が自由に羽ばたく姿もまた、私は愛しているのだ。そして、私の元へ帰ってくれると信じている」
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「色々あるな。ティティアに合わせて、人の子のように手を繋いだり抱き締めたり、触れ合うのも良いものだ」
「竜の方の愛情表現って、どんな感じなのでしょう?」
「君が想像もできない程、変わっている訳ではない。愛の言葉を交わす事も、身を寄せ合う事だってある。あとは……やはり、こう(首筋に顔を埋める」
「ぴゃうっ?!(びっくりして固まる」
「……うん。やはり、君の匂いに包まれるのは、落ち着く」
「(はわわわわわわわ)」
46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
「聞く必要のある質問だろうか……? ああ、いや、違うな。私達用ではなく、恐らく極普通の恋仲の二人に聞くものを、流用しているのか」
「あのっ! あの、お願いが、あります」
「ああ。なんだ?」
「もしかしたらこの先、フレースヴェルグさんとシヴァさんのように、お別れが辛くて耐えられない、って気持ちになる事もあるかもしれません。……それでも、食べないで下さい」
「そんなつもりは無いのだが……。理由を聞いても?」
「きっと、いつかはヴリトラさんよりもずっと早く、私はおばあちゃんになって死んじゃうと思います。でも、だからこそ、1秒でも長く、あなたと寄り添って、言葉を交わしていたいです。魂ごと一つになるよりも、私は、触れ合っていられる二つでありたいのです」
「……そうか。大丈夫、私も同じ気持ちで居る」
47 二人の間に隠し事はある?
「かくしごと……。特に思いつかないです」
「そうだな、いくつかはある。ティティアに聞かせるべきか悩んでいる事もあるし、太守として国の政に関する事は、軽々には話せない事柄も多い」
「す、すみません、太守の恋人をさせて貰っているのに、全然そういう事に関われなくて」
「いや、それでいい。君は今でも暁の血盟の一人であるし、暁は中立の立場を是としている。サベネアの政治について深く関わってしまっては、中立ではいられなくなる。知らない事で保証される自由はあるのだ。君は、それでいい」
「……はい」
「それに、これ以上君を独り占めしてしまうと、冗談ではなく各国から抗議が入りそうだ。君の大切な家族達も殴り込んで来かねない。だから、今が丁度良いんだ」
「そうですか、……殴り込み?」
「特にアリゼー辺りは、君の翼を捥ごうものならば、烈火の如く怒り狂うだろう。容易に想像出来る。君は、とても彼ら彼女らに大切にされているのだから」
「……えへ。ちょっと、嬉しい、です」
48 貴方のコンプレックスは何?
「……も、もうちょっと、身長が欲しいです!」
「小さい君も、愛らしいのに?」
「大きい方のヴァルシャンさんと並んでると、兄妹どころか、親子に見られるんですもの(むう」
「アウラ族の男女は、そんなものだと思うが……。……劣等感ではないが、私も君と同じ人間だったらと。時折、夢想してみる事はある」
「そうなんですか?」
「無論、私にも竜の一翼たる誇りはある。この身だからこそ成せた物も、守れた物もある。君との愛は、それを障害とするものではない。……ほんの気まぐれな、ふと思い描いただけの絵空事だ。なまじヴァルシャンとしての目を通して見れてしまうからの、竜らしくもない、弊害なのだろうな」
「夢を見る権利は誰にだってあると思います。叶わなくても、届かなくても。それが胸を温めてくれる事なら、悪い事じゃないです。……私は、そう思います」
「……そうか」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「公認だな。流石にティティアと極秘裏に交際するなど無理があるし、不義理になる」
「はいっ。隠すような事なんて、ありませんから!」
「……主にイシュガルドから、難色というか、君を案ずる声が聞こえてはいたが……」
「大丈夫です! ちゃんと、ヴリトラさんはお優しくって、立派な太守様で、私は幸せなのですと、お伝えして参りました!」
「イシュガルドで? 直接?」
「? はい」
「……はは。君本人に乗り込まれて説得されては、折れざるを得ないだろうな」
50 二人の愛は永遠だと思う?
「無論。この命ある限り、永遠に」
「私も、生きてお傍に居られる間は、ずっと」
「……君が居なくなったなら、寂しいのだろうな。それでも、君が私を愛してくれる時間の価値は変わらない筈だ。大切な思い出が沢山あれば、私は変わらず生きていける」
「すぐにはいなくならないです! 竜の方からすれば短いなって思えるかもですが! 結構、人の人生って、長いと思うのです! 長生きして見せます、頑張ります!」
「そうだな……。人と寄り添って生きて見ると、確かに案外、その時間は長く感じる気がする。今を大切に、存分に慈しむとしよう」
「はいっ!」
「あ、これでおしまいみたいです。ご協力ありがとうございました、ですって」
「そうか。楽しかったか?」
「はいっ! えへへ、ちょっと、恥ずかしかったですけど……(てれてれ」
「ああ。私も、愛らしい君の表情を沢山見れて、楽しかった。……あとは、君を独り占めする時間を楽しむ事にしよう(こつ、と軽く角同士を触れ合わせる」
「っ!!(びくっ) あ、ダメです待って、ヴリトラさんっ!」
「? どうかしたか?」
「録音、録音してるんです! まだ、切ってないです!」
「……ああ、そうだったな。ここから先は、私だけが満喫出来る時間だ。他者に聞かせる訳にはいかない」
「ふえええぇ……(真っ赤」
(ぷつ、と録音が途切れた)
■
後日、インタビュー内容がサベネアの情報誌に載ったとか。
サベネア国民「うちの太守と伴侶がてえてえ」
プラトニックですよ!!!!!!(念押し)
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