超大和決戦

結局、さ。
断片の王にしろ、何にしろ。敵であるのには変わりない。
ただ相手がリスペクトを持ってかかってこいと言うからには、じゃあ遠慮なく、と全力で向かうのが礼儀。そういうことだよね、きっと。

ディアナが攻撃に集中し、屏が防御に集中する。
その合間を縫う形で遠距離から詠唱し、2人の攻撃と超大和の攻撃のぶつかり合い、そのリズムを崩すように八色星弩を放つ!

一撃目は混ぜ込んだアンブッシュ。一度放てば綾音ちゃんの存在がばれてしまう。
だから、次は綾音ちゃんが前に出る。ローテーションだ。超大和も勿論ある程度したら見抜いてきそうだけど、リズムを崩して来たら流石に少しは効果あると信じたい。

綾音ちゃんは特にヤ・ウマトに深い縁があるわけでもない。
他のみんなみたいにガッツリ縁を取ってるわけでもない。
ならばなんでこの場にいるか?それは、ここにいるみんなとの縁があるから……それに、その縁が綾音ちゃんを呼び寄せたから!
超大和もいたんでしょ、そういう深い縁の『娘』たちが!

さあ、ゲームオーバーの時間だ。
この水平線に、勝利を刻む!

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