人物評・ラ行

・ラクーン

【6】不穏なる古城ららぽーと Tokyo Bay店
隙あらばずっと食べていた。
というか一度食事休憩で解散した時、最初に入った店とは違う店から出てきた気がするけど、まさかハシゴしていた?
気の抜けた敵だったこともあって神官としての実力はいまいち分からなかったけど、真面目そうな雰囲気ではあったしポンコツってことはないはず。多分。


・ルアンシー

【5】ジュゼニと強き剣
てっきり〈巡る空鯨亭〉の事務員なのかと思っていたら、現役冒険者で神官だった。そう言えば受付の一人もそうってテルルが言っていた気がする。
若いし温和で絵に描いたような神官なのかと思ったら、随所で情より理を取る決断が早くて驚いた。見た目以上に経験は豊富みたい。
神聖魔法の行使も極めて丁寧で、確実さを何より重視しているようだった。マナが持つ分にはそれが一番だと思う。


・ルルネスカ

【8】夜の王の魔域[三つ首の獣]
私が言うのも何だけど、絵に描いたような魔法使い。
ハールーン出身のエルフらしく、見慣れない詠唱の仕方をしていた。
自称天才には少し身構えてしまったけど、別に含みがあるわけでなく本当にそう思っているだけみたい。
魔法使いとしては珍しくさっぱりとした性格で、話しやすかったので道中色々と話せた。
それにしても私の周りの魔法使いは感覚派がやたらと多い気がする。学科が少し懐かしい。


・レベッカ

【4】勇者様と行く!ワクワク一獲千金の旅~風雪に吠える霊獣編~
食堂で腰をさすっていたレプラカーン。
私が言うのも何だけど、他種族の年齢はよく分からない。ただ経験が豊富なのは確かなようで、動きの速い獣相手に淡々と蹴りを当て続けていた。
正直私は攻撃魔法以外は得意ではないけど、あれくらい確実に効果があるなら支援魔法の甲斐もある。
重い攻撃を貰っている様子もあまり無かったし、結構な手練れなのは確かみたい。

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